日印産連「シール印刷サービス」グリーン基準 |
平成15年3月25日制定 |
項目 | グリーン原則 | グリーン基準 | |||
水準−1 | 水準−2 | ||||
購入資材 | 粘着紙(表面基材が紙のもの) | @再生紙を使用している | ・古紙配合率70%以上 | ・古紙配合率50%以上 | |
A白色度を考慮している | ・表面基材が非塗工紙のものについては、白色度70%程度(±4%) | ・表面基材が非塗工紙のものについては、白色度80%程度(±4%) | |||
B塗工量を考慮している | ・表面基材が非塗工又は微塗工紙については、塗工量12g/u以下 ・表面基材が塗工紙については、塗工量30g/u以下 ・但し、粘着剤は塗工量から除く | ||||
C塩素系樹脂を使用していない | ・塩素系樹脂を使用していないこと(但し、製品機能上やむを得ず使用するものを除く) | ||||
D製品の使用目的を考慮し、省資源に取組んでいる | ・ロール紙を指定幅で購入し、無駄を省いていること(50ミリ幅以上、5ミリ幅単位で購入) | ||||
E再生阻害要因の改善に配慮している | ・雑誌綴じ込み用シールについてはリサイクル対応型シールを使用していること ・剥離紙については、リサイクル対応型剥離紙を使用していること | ||||
F再生品の製造に積極的に取組んでいる企業から調達する | ・リサイクル対応の商品提供に積極的な企業から調達すること | ||||
インキ | @人体に危害を及ぼす物質を使用していない | ・印刷インキ工業連合会のNL規制に適合すること | |||
A塩素系樹脂を使用していない | ・塩素系樹脂を使用していないこと | ||||
BPRTR指定化学物質を考慮している | ・PRTR指定物質を使用していないこと | ・PRTR指定物質を特定していること(MSDSを備えている) | |||
CVOC発生を抑制している | ・VOCフリーインキを使用していること | ||||
D古紙再生阻害要因の改善に配慮している | ・雑誌綴じ込み用シールについては金、銀、パールインキ等を使用しないこと | ||||
表面加工材料 | @有害物質発生の原因となる物質を使用していない | ・ポリ塩化ビニール樹脂を使用していないこと | |||
AVOCの発生を抑制している | ・エマルジョンタイプ、無溶剤タイプの塗料を使用していること | ||||
その他資材 | @VOC発生を抑制している | ・IPAを使用していないこと | |||
A有害物質発生の原因となる物質を使用していない | ・オゾン層破壊物質やポリ塩化ビニール樹脂を使用していないこと | ||||
資材メーカーの取組み | @環境ラベルの認定に取組んでいる | ・エコマーク等環境ラベルの認定/表記製品を有していること | |||
A環境保全の仕組みを有し環境法規制を遵守している | ・環境マネジメントシステム(ISO14001等)を有していること | ・環境法規制に違反していないこと | |||
B梱包材、通い箱の削減・再利用や配送車輌のアイドリングストップ等に取組んでいる企業から調達する | ・通い箱や共通パレット等の利用を促進していること ・リサイクル可能な包装資材の採用に取組んでいること | ||||
工程 | 製 | 原版 | @デジタル原稿の入稿を推奨している | ・入稿原稿のデジタル化率100% | ・入稿原稿のデジタル化率50%以上 |
A工程のデジタル化を推進している | ・デジタル化率80%以上 | ・デジタル化率30%以上 | |||
B省エネ・省資源に取組んでいる | ・節水型フイルム現像機を100%使用していること ・銀の回収を100%行っていること ・フイルムのマテリアルリサイクルまたはサーマルリサイクルを100%行っていること | ||||
刷版 | @工程のデジタル化を推進している | ・デジタル化を推進していること (CTP等) | |||
A省エネ・省資源に取組んでいる | ・樹脂版製版機の導入に努めていること | ||||
印 | 印刷 | @VOC発生を抑制している | ・IPAを使用しないこと | ||
A省エネに取組んでいる | ・省エネ型機械・器具を導入していること | ||||
Bリサイクルを推進している | ・業界策定の回収ルートにより剥離紙の家庭紙、板紙、段ボール等へのリサイ クル化、抜きカスの固形燃料化に取組んでいること | ||||
C省力化及び検査の自動化に取組んでいる | ・自動検査装置の導入を進めていること | ||||
加 | 表面加工 | @ダイオキシンなどの有害物質の発生要因となる物質の使用を抑制している | ・ポリ塩化ビニール樹脂を使用しないこと | ||
AVOC発生を抑制している | ・溶剤のエマルジョン化、無溶剤化及びIPAを5%以下で使用していること | ||||
B省エネに取組んでいる | ・省エネ型機械・器具を導入していること | ||||
デリバリ | @運搬車両の環境負荷低減に配慮している | ・アイドリングストップを実施していること ・低公害車の導入に取組んでいること ・最大積載量に見合った輸送単位の設定を行っていること | |||
A包装・梱包材の削減・再利用に取組んでいる | ・紙管のリサイクル又はリユースに取組んでいること ・余剰剥離紙を再利用した梱包緩衝剤を利用していること | ||||
印刷及び印刷関連事業者の取組み | 環境関連法規の遵守 | @公害防止、省エネ・省資源、化学物質の管理・削減、廃棄物の発生抑制・削減、グリーン購入などの環境法規制を遵守している | ・環境関連の自主基準を設け維持していること | ・環境法規制に違反していないこと | |
境負荷低減の取組み | @環境負荷低減のための目標をもち、改善活動を維持している | ・エネルギーを管理し、削減する目標を設定していること | ・空調機の温度管理や区域、時間管理などを実施していること ・廃棄物の分別を徹底し再資源化に取組んでいること | ||
環境マネジメントシステムの構築 | @環境保全の改善に取組む仕組みを有している | ・環境マネジメントシステム(ISO14001等)を有していること | ・会社として環境方針や組織を設け、環境保全活動を維持していること | ||
グリーン製品の提供 | @グリーン製品の開発、製造やサービスに取組んでいる | ・グリーン製品の評価基準を有していること | |||
環境情報の公開 | @環境に関わる情報を公開している | ・環境方針、環境報告書、インターネット、カタログや会社案内等で環境理念や環境情報を外部利害関係者に公開していること |