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第4回ラベル関連ミニ機材展は、十一月十七日(土)午前十時より、台東区柳橋の「東商センター」三階展示場に於いて開催され、協賛会十六社が最新鋭機材を出展、他協組からも大勢の来場者があり、最終的に二百十名が見学に訪れました。また、今回は初の試みとして「ISO特設コーナー」を設けましたが、今何かと話題のテーマだけに、相談コーナーで熱心に説明を聞く見学者も目立ちました。
今回も折からの長引く不況にもかかわらず、前回同様十六 社が出展しました。 当日は開会の十時を待ちきれずに、会場を訪れる人も多く、同展への関心の高さが伺えました。 タカノ機械製作所と王子 マテリアルは、感光性樹脂版製版装置を出展、短納期化への対応として自社で製版を検討するところも増えており、今後に期待されています。 大日本インキ化学工業と日本加工製紙は、環境に配慮したタック紙をアピール、 剥離紙や塩ビなどが環境問題に大きな影響を与えることのないようにと、新製品を開発しており、文字通り環境にやさしいタック紙をPRしていました。 丸伸製作所は、ゼンマイ刃による多面付け抜き型、変形抜き型を出展したが、ゼンマイ刃でここまで出来るのかと驚嘆の声が相変わらず多いようでした。 この他に村田金箔はホットスタンピング用各種ホイルを出展、特に紙用絶縁性メタリック機能箔など、機能箔と言われるものが注目され、カネモ化学工業は、版止め用両面粘着テープを出展しました。 創風システムは、シール印刷業支援システムを展示実演、特に今回は原材料管理システムや発注業務仕入管理システムに関心が集まっていました。 一方、今回初めて「ISO特設コーナー」が設けられ、認証機関としてはわが国で圧倒的な実績を誇る(財)日本品質保証機構と研修機関の国際スタンダードの全面的な協力を得て、来場者の相談等に対応しました。 ISOは好むと好まざるとにかかわらず、今や最も関心の高い問題となっており、すでに官公庁の入札の参加条件にもなっているところも多く、今後さらにこの傾向が強まることは必至で、当日会場を訪れた人はみな真剣に相談を受けていました。 ある来場者は、「ISOはうちには関係ないと思っていたが、最近になって得意先からISOを取得するようにという話が来て、正直どうしていいか分からず今日ここに来た訳です」と、熱心に担当者から話を聴いていた姿が印象的でした。 ミニ機材展は今回で4回目を迎えましたが、回を重ねるごとに内容も充実し、業界の恒例行事としてすっかり定着したようです。 技術・環境対策委員会では、今後も開催していく予定ですが、さらに内容の充実を図るため、協賛会や組合員・会友などから幅広い声を聞きながら、来年も十一月の第二土曜日か第三土曜日に開催を予定しています
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このため組合員の中には、技術研修会を開催して欲しいという声もあり、委員会でも何度か検討をいたしましたが、場所の問題やテーマの問題で結論が出ないため、組合員に広く呼びかけてテーマを募集することになりました。 技術研修会にふさわしいテーマをぜひ組合までお寄せください。形式、書式は一切問いません。電話、FAX、Eーメール等何でも構いません。十二月末まで。 テーマをお寄せいただいた方には、組合特製テレホンカードを差し上げますので、奮ってお寄せください。 |
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埼玉印刷汲ヘ、このほど本社を左記に移転しました。 住所:〒132ー0021 江戸川区中央3‐18‐5 電話:3653‐6990 FAX=3653‐6591 日本エス・アンド・エイチ 協賛会へ加入六二社に 日本・エス・アンド・エイチ鰍ヘ、このほど協賛会へ加入しました。同社は立体シールなどを扱っている会社。 住所:〒339-0021 埼玉県岩槻市末田新田21‐2 代表者:浅野目 猛 電話=048(798)8846 FAX=048(798)8839 |
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東京労働局と労働基準監督署では、労働基準法により、使用者は労働時間を適切に管理する責務を有しているが、自己申告制の不適正な運用に伴い、割増賃金の未払いや過重な長時間労働といった問題が生じているとして、労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関する基準の遵守を呼びかけている。 ■始業・終業時刻の確認および記録 使用者は労働者の労働日ごとの始業・終業時間を確認し、これを記録しなければなりません。 ■始業・終業時刻の確認および記録の方法 使用者が始業・終業時間を確認し、記録する方法としては、次のいずれかの方法によらなければなりません。 使用者が自ら現認することにより確認し、記録すること。(該当労働者からも併せて確認することが望まれます) タイムカード、ICカード、パソコン入力等の客観的な記録を基礎として確認し、記録すること。 ■自己申告制による場合の措置 右記の方法によることなく、自己申告制により始業・終業時刻の確認を行わざるを得ない場合は、使用者は次の措置を講じなければなりません。 @自己申告制を導入する前に、その対象となる労働者に対して、労働時間の実態を正しく記録し、適正に自己申告を行うことなどについて十分な説明を行うこと。 A自己申告により、把握した労働時間が実際の労働時間と合致しているか否かについて(定期的な調査のほか、必要に応じて)実態調査を実施すること。 B労働者の労働時間の適正な申告を阻害する目的で時間外労働時間数の上限を設定するなどの措置を講じないこと。 次のような措置が労働者の労働時間の適正な申告を阻害する要因となっていないかについて確認するとともに、当該要因となっている場合は、改善のための措置を講ずること。 ・時間外労働時間の削減のための社内通達。 ・時間外労働手当ての定額払いなど。 ■労働時間の記録に関する書類の保存 使用者は労働時間の記録に関する書類について、労働基準法第一〇九条に基づき三年間保存しなくてはなりません。 労働時間の記録に関する書類:使用者が自ら始業・終業時刻を記録したもの。タイムカード等の記録、残業命令書およびその報告書、労働者が自ら労働時間を記録した報告書など。 ■労働時間を管理するものの職務 事業場において労務管理を行う部署の責任者は、当該事業場内における労働時間の適正な把握等労働時間管理の適正化に関する事項を管理し、労働時間管理上の問題点の把握およびその解消を図る必要があります。 ■労働時間短縮推進委員会等の活用 使用者は事業場の労働時間管理の状況を踏まえ、必要に応じ労働時間短縮推進委員会等の労使協議組織を活用し、労働時間管理の現状を把握の上、労働時間管理上の問題点及びその解決策等の検討を行う必要があります。 ■本基準の適用範囲 対象事業場:労働基準法のうち、労働時間に係る規定が適用されるすべての事業場。 対象労働者:次のものを除くすべての労働者 ・労働基準法第四十一条に規定された管理監督者 ・みなし労働時間が適用される労働者。
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■クロイツフェルト・ヤコブ病とは クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)は一九二〇 年にクロイツフェルト、一九二一年にヤコブがそれぞれ独自に症例を報告したことからこの名がつきました。 この病気は感染性プリオンという蛋白質の一種が脳内で増殖して脳細胞の萎縮などを招き、視力障害、精神障害、運動機能障害などの器質性痴呆症状を引き起こし、ついにはまったく体が動かず、発症から一、二年で死に至るといわれています。 この病気に対する治療法は開発されていません。自然発症率は百万人に一人といわれ60歳から70歳ころに発祥します。 ■薬害ヤコブ病とは 最近発症年齢の若い症例が報告されるようになり、疫学的調査の結果感染性プリオン蛋白に感染したヒト乾燥硬膜の移植により発症した可能性が高いことが判明しました。 「硬膜」とは、大脳を覆う三つの膜のうち一番外側、つまり頭蓋骨の直下にあるものです。開頭手術などを行うことによって硬膜などに大きな欠損や収縮が生じたときに、そこを塞ぐために硬膜の移植を行う必要が生じますが、その際に用いられていたのが、ヒト乾燥硬膜です。 年間二万人前後が硬膜移植手術を受けているとも言われています。同様の目的に使用されるものとして、 患者本人の大腿筋膜や、人口のゴアテックスがあり、現在はこれらが使われています。 ヒト乾燥硬膜は、特定の病院からドナー(死体)の病理解剖の副産物として提供された脳硬膜を適当な大きさに切断するなどして製造されていました。 メーカーはドイツに二社あり、一社がB・ブラウン社で、同社の製品(製品名「ライオデュラ」)を、株式会社日本ビー・エス・エスが一九七三年に薬事法に基づき医療用具(特定治療材料)として日本国内で総販売元として、輸入販売してきました。 B・ブラウン社は硬膜を不法な闇取引で入手していた上、硬膜の提供者の特定やヤコブ病などの伝染性疾患の排除などの当然取るべき最低限の安全確保の措置をとらず、その上複数のドナーから採取した硬膜を混合して処理していたため、同時に処理される硬膜のすべてが汚染される結果を招き、これが薬害ヤコブ病を引き起こすことになりました。
■家族や遺族が国などを相手に訴訟 最近英国ではCJDと酷似する海綿状脳症を呈する狂牛病が増加しています。また、人間において従来のCJDと異なる若年発症のCJD患者が発見されたことから、狂牛病との因果関係も議論されています。 今、日本でも狂牛病が大きな問題となっていますが、人に移る怖い病気というイメージが先行し、ヤコブ病患者や遺族への差別偏見も起きています。 ヤコブ病は病原体を体内深くに埋め込まれて、初めて病原体が伝達するもので、日常生活で感染することは有り得ません。 これは薬害ヤコブ病でも、他のヤコブ病でも同じです。ヤコブ病が発見されたのは一九二〇年 ですが、現在までに献身的に介護してきた家族でヤコブ病が移ったという例はまったくないことからも明らかです。 薬害ヤコブ病の家族や遺族は、被害者の会や支援する会などを組織して、国や製薬会社などを相手取って訴訟を起こしており、現在も裁判が続いています。
参考文献 http://village.infoweb.ne.jp/^fwke8357/
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第75回「三起機械」 全長2・2メートル省スペース設計さらにコンパクトで使いやすく 間欠ロータリー印刷機「MP-250-3表3色」 三起機械製作所(北区田端新町二‐十一‐二−六〇一
電話三八一〇‐一二〇三)では、このほど間欠ロータリー印刷機「MP-二五〇‐三 表3色機」を発売し、好評を博している。
機械使用と寸法は次の通り。 |
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