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bQ4000
平成15年2月号00
00東京都ラベル印刷協同組合
00111-0051 東京都台東区蔵前4-16-4
編集:広報・情報システム委員会00
TEL(3866)4561 FAX (5821)644300


ラベルニュースbQ40号 メニュー
  ●恒例の合同賀詞交歓会開催
   230名が新しい年に新たな誓いを
●第45回年次大会北海道大会
 6月20日 京王プラザホテル札幌
  ●東京都高齢者事業振興財団
   中小企業助っ人1000人事業
●ワンストップ総合相談窓口開設
 あらゆる経営相談が一ヶ所で
  ●組合行事録 ●ご存知ですか?
 MSDS制度とは化学物質の情報提供
  ●第13回ラベルコンテスト
   応募受付開始
●連載bR1 健康が一番
 健康を守る食生活とは




恒例の合同賀詞交歓会開催
組合員・会友など230名が
新しい年に新たな誓いを
合同賀詞交歓会で挨拶する渡邉、植竹両理事長

 平成15年新年合同賀詞交歓会は、1月10日(金)午後5時20分より、台東区の上野精養軒に於いて、当組合の担当で開催されました。当日はご来賓を始め、組合員・会友、協賛会、報道関係者など含めて230名が参加し、新しい年に新たな誓いをしました。

渡邉理事長「従業員にコスト意識を喚起」
不況下でも環境問題を重視

 賀詞交歓会は、当組合の松本一男副理事長の司会で進められ、初めにご来賓のご紹介の後、今年から担当協組の理事長が代表して挨拶をすることになり、渡邉正一理事長と植竹哲夫理事長が壇上に上がり、渡邊理事長が挨拶しました。
 渡邉理事長は『この厳しい状況下で、皆様とこうしてまたお会いできましたことを、お互いに喜び合いたいと存じます。』と、まず参加者に呼びかけた後、「この厳しい状況下にあっても、環境問題に対する要求は依然として厳しいものがあります。最近、大企業では廃棄物にも値段をつけて従業員のコスト意識を喚起しようという試みが広がっているようです。
 毎日何気なく出しているゴミにも、値段が分かれば無駄に捨てなくなるというのがその狙いです。シール印刷の工場でも、使っていない残紙やインキが足元に転がっていても、誰も見向きもしないということが無くなるはずです』と、廃棄物にも値段を付けて、従業員のコスト意識を喚起している、最近の大企業の動きを紹介しました。
 そして「工場に落ちている500円玉を拾わない人はいないはずです。しかし、500円分の材料が転がっていても、誰も拾おうとはしません。現実は500円どころか、数千円、数万円分の材料が落ちているのです。
 従業員にコスト意識を芽生えさせ、何気なく捨てているゴミひとつにも、コストが掛かっているということを理解させ、それが会社の利益となり、ひいては自分たちに還元されるということを、訴えていこうではありませんか』と、環境問題が今年も大きなテーマになると指摘しました。
 続いてご来賓の祝辞に移り、東京都中小企業団体中央会広報課長の大知里義信氏が『こんな時代だからこそ組合の重要性が増してくる。業界は組合の下に一致結束してこの不況を乗り切って欲しい。そのために中央会も協力は惜しまない』と挨拶しました。  また協賛会会長の庄司昊明氏も『今年も厳しい年になるが、この業界でも協業や業務提携などの動きも出てくるだろう』と語りました。
 そして乾杯に移り、東京都正札シール印刷協同組合常任顧問の福島資之氏が乾杯の音頭をとって、威勢良く全員で乾杯し、和やかな懇談へと移りました。
 懇親会の話題はやはり景気回復が中心で、今年はどんな年になるのだろうかといった不安と、今年こそはという期待の声が入り混じったものでした。
 宴もたけなわの午後7時前に、東京都ラベル印刷協同組合顧問の池田俊平氏によって、景気よく三本締めが行われ、合同賀詞交歓会は無事お開きとなりました。



東京都高齢者事業振興財団
中小企業助っ人1000人事業
無償でアドバイザーを派遣する制度

 東京都高齢者事業振興財団では、知識や経験豊富なベテラン中高年離職者を千人雇用し、アドバイザーとして中小企業に無償で派遣する『中小企業助っ人千人事業』を開始している。
 この制度は中高年離職者の大規模な雇用を創出するとともに、その能力・経験を活用し、さまざまな課題を抱える都内中小企業の体力強化を図ることを目的としている。
 またこの事業を通じて中小企業等において、中高年齢者雇用に対する意識改革が図られ、雇用のミスマッチ解消による『社会的活力の向上』も期待できるとされています。
 すでに昨年の11月1日から募集を開始し、12月2日から派遣を開始しています。
 派遣を希望する方は下記の要領にてお申込みください。

対象企業 派遣を受けようとする事業所が都内に存する中小企業であって、次の条件等を満たすもの。
 @経営革新、新事業展開の意欲があること。
 Aアドバイザー派遣を受ける目的、目標が明確であること。
 B高年齢者の就業促進に理解のある中小企業等であること。

派遣分野 IT(情報技術),製品開発技術、マーケティング、特許取得、海外進出、ISO認証取得等
 ※アドバイザーを確保できた分野から派遣を開始します。希望分野によっては、アドバイザーの確保等の都合により、派遣ができない場合や、派遣まで時間が掛かる場合があります。

派遣期間 土日祝を除く毎日午前9時から午後4時までで、1日あたり6時間です。派遣期間は6ヶ月未満。
 同一分野において複数回の派遣を受けることはできません。

費用 本アドバイザーの派遣につき、中小企業等の負担はありません。

申込み方法 財団所定の様式(ホームページ掲載または窓口で配布)に必要事項を記入し、必要書類を添付して郵送または窓口へ提出すること。

宛先・問合せ先 東京都高齢者事業振興財団 アドバイザー派遣室
 〒102‐0072 千代田区飯田橋3‐10‐3 TEL 03(5211)5221
 財団のホームページ http://www.tokyosilver.or.jp/

派遣の流れ 財団は申込みを受け付け、審査の上登録し、企業等に通知。企業等は財団にアドバイザー派遣の同意書を提出後、アドバイザー受け入れ 毎月末および派遣終了後財団に実績報告書を提出。



組合行事録

《11月》
 1日 ミニ機材展出展者説明会 東商センター
 9日 ラベル関連ミニ機材展 東商センター
13日 理事会 東商センター
25日 事業委員会 組合会議室

《12月》
 5日 ラベル会 常陽カントリー倶楽部
13日 合同支部会 池之端文化センター
18日 福利厚生委員会 組合会議室



第13回ラベルコンテスト応募受付開始
自社の技術を内外にアピール
ビジネスチャンス拡大の場に

応募要綱は次の通り。

■応募部門
 @レタープレス(平圧式凸版印刷)Aレタープレス(円圧式凸版印刷)Bレタープレス(輪転もしくは間欠輪転式凸版印刷)Cシルクスクリーン、フレキソ、グラビアDオフセット(平版印刷)Eホットスタンプのみ(箔押しのみ、もしくは箔押しが主な物)F複合(二機種以上の印刷機を用いた物)G新規開発(上記に該当しないもの。非粘着紙・巻取り材料使用も含む。ただしシール印刷機を必ず使用)
※@〜Dに箔押しが行われていても、応募部門は印刷を主とするため、@〜Dのいずれかになります。箔押しのみ(または箔押しが主なもの)のみEの応募となります。

■応募課題
 自由課題 表示内容は自由 ただし、応保社名を入れたものは除く。
 規定課題 規定デザインを用いた物に限る。ただし、規定デザインの変形、追加ならびに一部削除などは失格。正体での縮小・拡大は構わない。

■応募条件
T 巻取り原反を用いた物に限る。
U 印刷及び工程は2回通し以内。ただし、ホツトスタンプ(箔押し)の工程はその数に含まない。
V 印刷色数はプロセス・カラーならびに特色を問わず4色以内とする。ただし、白色目金色ならびに銀色は、その色数に含めない。
W 仕上げ寸法はA4版(297×210ミリ)以内に限る。
※規定課題デザインは連合会のホームページ(http://www.seal.gr.jp)からダウンロード可能です。(1月下旬から)

■応募資格
 組合員・会友(1社何点でも可)

■審査委員
 経済産業省担当官、社団法人日本印刷産業連合会担当者 学識経験者、連合会技術委員ほか。

■審査基準
 シールラベル製品として、印刷及び加工の基本的技術(画線のシャープさ、印刷検討及び抜き見当、網点やグラデーションの具合)と応用力(難易度、機能性、新規性、デザイン度など)を厳正に審査する。なお、審査委員長賞は『各部門の技術賞』として基本的技術和中心に審査される。

■審査
 5月上旬の『第一次審査会』に於いて『公的賞五作品』を決定するとともに、『連合会会長賞』『協賛会会長賞』も合わせて決定。さらに当日の審査結果に6月20日の年次大会目北海道大会(京王プラザホテル札幌)参加者による投票点数を加えて、審査委員長賞を決定する。

■授与賞
 経済産業大臣賞(1点) 同商務情報政策局局長賞(2点) 社団法人日本印刷産業連合会会長賞(2点) 以上公的3賞5作品 全日本シール印刷協同組合連合会会長賞(1点)全日本シール印刷協同組合連合会協賛会会長賞(1点) 審査委員長賞(技術部門賞 16点)

■参加費 無料

■応募方法
 所定の申込み用紙に(所属組合から支給)に必要事項を記入し、作品を台紙に貼り付けたものを必ず1作品につき3部づつ作成する。また1枚づつカットした同シール・ラベルを100枚ごとビニール袋に入れて台紙と一緒に提出してください。(なお、100枚に満たない場合は審査対象外になります)

■表彰
 第45回年次大会札幌大会会場にて。



第45回年次大会北海道大会
6月20日(金) 京王プラザホテル札幌
観光コースなども用意

 第45回年次大会北海道大会は、6月20日(金)に、北海道シール印刷協同組合の担当で、札幌京王プラザホテルに於いて開催されることになりました。
 開催概要は次の通り。

■日時 平成15年6月20日(金)

■場所 京王プラザホテル札幌

■会費 基本セット(式典・懇親会)1人17000円 同伴夫人 1人15000円

■宿泊
 京王プラザホテル札幌 (S)16800円 (T)14200円
 札幌センチュリーホテル (S)16800円 (T)14200円
 ホテルクレスト札幌 (S)12600円 (T)11500円
 札幌第二ワシントンホテル (S)9000円 (T)8400円
 札幌第一ワシントンホテル (S)9000円 (T)8400円
 (いずれのホテルも朝食付税サービス料込み)

■観光
 (日帰り)8000円(1泊2日) 32000円(2名1部屋) 30000円(3名1部屋)
 ゴルフ 10000円(ゴルフ参加費 プレー費別)

■式典プログラム
受付は午後1時から
1.大会式典 午後3時〜4時半
2.よさこいソーラン踊り 午後4時40分〜5時
3.懇親会 午後5時半〜7時半
4.全日本シール印刷青年部総会・交流会 午前11時
5.全日本シール印刷協賛会総会
6.第13回シールラベルコンテスト 午後1時〜5時

■申込み 各組合から大会案内と申込書が届きますので、各協組に申込んで下さい。



ワンストップ総合相談窓口開設
あらゆる経営相談が一ヶ所でできます

 (財)東京都中小企業振興公社では、このほど中小企業者が抱えるあらゆる悩みに一ヶ所で総合的に対応する相談窓口が、一段と拡充されました。経営・金融・創業・特許、IT関連、税務、法律などの幅広い分野での相談を受け付けています。相談は来社での面談のほか、電話、ファックス、Eメールなどによっても相談を申し込むことができます。

相談時間
経営相談  午前9時〜午後5時
法律相談  午後1時〜午後4時(来所相談のみ)
特許相談  毎週水、木、金曜日の午後1時〜午後5時

※受付は相談終了時間より20分くらい前までにお済ませください。
 お問合せは下記まで。
(財)東京都中小企業振興公社(東京都中小企業支援センター)
千代田区神田佐久間町1‐9 TEL3251‐7881



ご存知ですか?
MSDS制度とは化学物質の情報提供

 ■MSDSとは
 MSDS制度とは事業者による化学物質の適切な管理の改善を促進するため、対象化学物質を含有する製品を他の事業者に譲渡または提供する際には、その化学物質の性状及び取り扱いに関する情報(MSDS Material Safety Data Sheet)を提供することを義務付ける制度です。
 取引先の業者からMSDSの提供を受けることにより、事業者は自らが使用する化学物質についての正しい情報を入手し、化学物質の適正な管理に役立てることができます。
 MSDS制度は平成十三年一月から実施されています。

 ■MSDS制度の仕組み
各自業者が自ら取り扱う化学物質の適切な管理を行うためには、取り扱う原材料や資材等の有害性や取り扱い上の注意等に付いて正しい情報が得られることが必要です。しかし、外部から購入するものについては、その成分や有害性を自ら知ることは容易ではありません。
このため、対象化学物質(またはそれを含有する製品)を事業者間で取引する際、その性状及び取り扱いに関する情報(これをMSDSと呼んでいます)。MSDSの提供を義務付けることにより、外部から購入するものも含めて、各事業者が化学物質の管理を行ううえで、十分な情報を入手できるようにしています。
 これをMSDS制度と呼んでおり、平成十三年一月から実施されています。また本法とは別の観点から、労働安全衛生法及び毒物及び劇物取締法に於いて同様の制度が実施されています。

 ■提供方法
 MSDSの提供は、事業者間の取引に際して日常的に反復継続的に行われるものであり、その提供方法は、取引の実態に即した形とな ることが適当です。
 そのため、本法ではMSDSの提供方法として原則として文書または磁気ディスク(フロッ ピーディスク)の交付によるものとしつつ、現在事業者間の情報伝達手段として一般的なファクスへの送信、ホームページへの掲載等の手段に付いても、取引の相手方の承諾がある場合は認めることとしています。
 また、提供しなければならない事項を経済産業省令において定め、その標準的な書式を公開していますが、提供のための特定の様式を法令において義務付けることはしていませんので、その書式や形態については、作成する事業者に於いてある程度自由に選択することが可能です。
提供すべき項目のうちある部分(例えば対象化学物質の含有率)だけを別に提供するようなこともできます。

 ■対象物質
 対象となる物質は法律上『第一種指定化学物質』及び『第二種指定化学物質』として定義されており、具体的な物質としては、人や生態系への有害性(オゾン層破壊性を含む)があり、環境中に広く存在する又は将来的に広く存在する可能性があると認められる物質として政令で計435物質が指定されています。
 主なものはベンゼン、トルエン、キシレン、ダイオキシン類、トリクロロエチレン等。

 ■対象となる事業者
 対象となる事業者は第一種指定化学物質、第二種指定化学物質またはそれらを含有する製品を他の事業者に対して取引する事業者すべてが対象となります。
 ただし、PRTR制度とは異なり、MSDS制度には業種、取扱量、常用雇用者数等の裾切り要件はありません。



連載No.31 健康がいちばん!
『健康を守る食生活とは』

■がんを予防する日常生活12ヶ条
1.バランスの取れた栄養を取る(偏食をせず、1日30食品を目標に)
2.毎日変化のある食生活を(食生活がワンパターンにならないように)
3.食べすぎを避け、脂肪を控えめに(腹八分目を守り、魚を多めの食生活に)
4.お酒はほどほどに(1日1合、週1回の休肝日を)
5.タバコを少なくする(お酒を飲みながらの喫煙は特に注意)
6.適量のビタミンと繊維質をとる(緑黄色野菜をたっぷり食べよう)
7.塩辛いものは控えめに、熱いものは冷ましてから
8.焦げた部分は避ける(突然変異を引き起こす原因に)
9.カビの生えたものには注意(食べる前によくチェックして)
10.日光に当たり過ぎないもの(太陽と親しくしすぎるのも禁物)
11.適度にスポーツをする(1日1回いい汗かこう)
12.体を清潔に(気分さわやか、清潔週間)

■6つの食品群
第1群 魚、肉、卵、大豆製品 主として良質たんぱく質の供給源
第2群 牛乳、乳製品、骨ごと食べられる魚 主としてカルシウムの供給源
第3群 緑黄色野菜 主としてカロチンの供給源
第4群 その他の野菜、果物 主としてビタミンCとミネラルの供給源
第5群 米、パン、麺類、いも 主として糖質性エネルギーの供給源
第6群 油脂 主として脂肪性エネルギーの供給源

■1日30食品を上手にとるコツ
1.必要栄養素を確保するには6つの食品群をもれなく組み合わせる。
2.主食(第五群)に主采(第1群、第2群)と副食(第3群・第4群)を添える。
3.手作りでなるべく同じ食品は使わない。外食の場合は品目を数える。
4.30品目に満たない場合は朝食が簡単すぎないか見直す。

■高齢者のための食生活指針
1.低栄養に気をつけよう(体重低下は黄信号)
2.調理の工夫で多様な食生活を(ただし食べすぎには要注意)
3.副食から食べよう(年を取ったらおかずが大切)
4.食生活をリズムに乗せよう(食事をゆっくりと欠かさずに)
5.よく体を動かそう(空腹感は最高の味付け)
6.食生活の知恵を身につけよう(若さと健康づくりのために)
7.美味しく、楽しく。食事をとろう(豊かな心が育む健やかな高齢期)

■カルシウムを多く含む食品群
牛乳 200r/200ml スキムミルク 220r/20g プロセスチーズ 158r/25g プレーンヨーグルト 110r/100g 丸干しいわし 1,120r/80g 煮干し 220r/10g 桜えび 200r/10g いわしみりん干し 160r/20g ししゃも 220r/50g いりごま 120r/10g 切干大根 94r/20g 小松菜 290r/100g つるむらさき 200r/100g おかひじき 160r/100g 大根の葉 210r/100g
《参考資料》 http://homepage1.nifty.com/ikiiki-kenko/index.html