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bQ4800
平成15年12月号00
00東京都ラベル印刷協同組合
00111-0051 東京都台東区蔵前4-16-4
編集:広報・情報システム委員会00
TEL(3866)4561 FAX (5821)644300


ラベルニュースbQ48号 メニュー
  ●第6回ラベル関連ミニ機材展
    「環境」がキーポイントに
●理事会議事録
  ●グリーン基準説明会
    三団体から多数が参加
●連載bR8 健康がいちばん!
  『水虫とは』その2
  ●世界ラベルコンテストの審査について
    リンテック梶@塩飽一夫
●なるほど・ざ・新製品!
  第83回 「タック化成」
  ●ご存知ですか?
    法律用語ではない『倒産』
 




第6回ラベル関連ミニ機材展
「環境」がキーポイントに
RPFコーナーに関心集まる

 恒例の第6回ラベル関連ミニ機材展は、11月29日(土)に、台東区柳橋の東商センター展示場で、出展13社で盛大に開催されました。今回は現在大きな問題になっている環境問題にも目を向けようと、この分野では大きな実績を持つ滑ヨ商店の全面的な協力で、新型固形燃料として注目されている『RPFコーナー』が設けられ、注目を集めました。

 第6回目を迎えたラベル関連ミニ機材展は、朝からあいにくの雨となりましたが、午前10時の開会と同時に入場者が訪れました。
 今回出展したのは、恩田製作所、タカノ機械製作所、リンテック、三和技研、村田金箔、光文堂東京支社、タック化成、大日本インキ化学工業、日本エスアンドエイチ、三條機械製作所、日本ブレィディ、東芝テック、丸伸製作所の13社。
 このうち、タック化成、日本ブレィディ、東芝テックの三社が初出展でしたが、タック化成は先に発表した粘着メモ用紙『リポスト』と、沖電気の『カラーレーザープリンター』を、また日本ブレィディは、バーコードプリンターや、各種ソフトを展示、さらに東芝テックは事務用コンピュータ、ラベルプリンター、FAX・コピーの複合機を出展し注目を集めました。
 リンテックはインクジェットプリンター「LSP‐300」を中心に出展、三和技研は高速カッター『PT‐270Tα3』と、久保井インキのシール印刷用各種インキのカタログ展示を行い注目されました。
 日本エスアンドエイチは、今回も立体ラベルをメインに出展、ラベルの付加価値を高めるツールとして立体ラベルをと、その派手なPRで他社を圧倒していた。
 今回最も注目されたひとつが、タカノ機械製作所が出展したオンデマンドラベル印刷機『ラベルクリエーター』。
 同機は富士フィルムビジネスサプライと協力して開発されたもので、高まる一方のユーザーの多品種小ロットと言う多様なニーズに対応した機種として、すでに多くの納入実績を誇っているだけあって、入場者の関心もひときわ高かったようだ。
 村田金箔はホットスタンピングホイルやサーマルリボンなどの新製品を展示、『光る』をテーマにした同社らしい出展でした。
 恩田製作所と三條機械製作所はいずれもカタログ展示で、恩田製作所はラベルプリンター連動ラミネート抜き機「OPM‐LC」を、三條機械製作所は間欠式凸版ラベル印刷機「NS‐250」と、フレキシブルダイを展示、最近間欠式ラベル印刷機に注目が集まっているだけに関心も高く、一頃に比べ低価格になっているため、今後期待されそうだ。
 大日本インキ化学工業は、環境対応型フィルム製品と環境対応型インキ、各種粘着関連製品を出展、環境問題が大きくクローズアップされているだけに、タイムリーな出展で、説明にも熱が入っていた。
 丸伸製作所は、精密特殊刃型とチタン刃型を出展、同社のいつもながらの精密な刃型は、今回も入場者の目を釘付けにしていた。
 光文堂東京支社は、シール・ラベル小型印刷機専用のインクカラーコントロールシステム『KBDマイクロカラーSL』を中心に出展、その他各種の印刷用資材も注目を集めていた。
 今回の出展の目玉となったのは、滑ヨ商店の全面的な協力を得て、『新型固形燃料RPFコーナー』で、熱心に担当者に相談する光景が目立った。
 また、ラベルコンテストの展示コーナーにも多くの来場者が熱心に展示された第13回ラベルコンテストと、第14回世界ラベルコンテストの入賞作品、そして今年の世界コンテストで最優秀賞に選ばれたモリタプレス印刷の作品に見入っていた。

RPFコーナーで説明を受ける相談者
ラベルコンテストの入賞作品も展示



グリーン基準説明会
三団体から多数が参加

 日本印刷産業連合会主催の『各種印刷サービス』グリーン基準説明会は、11月25日午後1時半より、中央区新川の全印健保会館に於いて開催され、シール、グラビア、スクリーンの各業界から多くの業者が参加しました。
 説明会は初めに日印産連環境委員会の田畑一彌委員長が挨拶した後、第1部日印産連『各種印刷サービス』グリーン基準について日印産連グリーン購入検討会WGの寺田勝昭座長が、シール、スクリーン、グラビアの各種印刷サービスグリーン基準に付いて説明を行いました。
 この中で寺田座長は『策定の背景について@法規制の強化AISO14001認証企業の増加グリーン購入の普及C日印産連『オフセット印刷サービス』グリーン基準の4つを挙げた。
 そして今回の基準の特徴として@社会動向に呼応した上で、印刷業界の環境配慮の姿勢・方向性を示すA基準は一貫した観点のもとに策定B整合性に配慮しつつ、各印刷サービスの特徴を考慮したことなどをあげました。
 こうした上で最後に、印刷業界が目指すべき方向性、印刷企業として望ましい姿に向けての努力目標であり、日印産連および参加の会員企業の環境問題に対する積極的な姿勢を社会に示すものであると結びました。
 休憩の後、第2部のパネルディスカッションに移り、@購入資材のグリーン化A工程のグリーン化B事業者の取組みについて、3人のパネラーが活発な意見交換を行いました。

グリーンサービス基準の説明会風景



世界ラベルコンテストの審査について
リンテック梶@塩飽 一夫

 第15回世界ラベルコンテストは、9月にベルギーのブリュッセルに於いて開催されましたが、これまで審査に付いてよく分からないと言った声が多く、今回塩飽一夫氏が、その審査のポイントと審査方法を明かしてくれましたので、ここにその概要を抜粋しました。

《概要》
《審査のポイントと方法》
 今回のコンテストでも、26の部門に各団体から一作品ずつエントリーし、審査の上、入賞策を決定しました。
 審査の方法はまず基本技術をチェックし、欠点の多い作品を除外します。次に各審査委員が作品一点ずつの評価とその理由を述べます。続いて各審査委員が優秀だと思う作品を手に持ち、それを見せ合います。意見が分かれた場合は、もう一度技術ポイントを確認したうえ、再度採決をして入賞作を決定します。
 複数の作品が甲乙付けがたく、世界ラベルコンテスト最優秀にふさわしい作品であった場合は、コンテストの趣旨に添い、複数の作品が選ばれることもあります。
 その反面、世界ラベルコンテスト入賞にふさわしい作品が無かった場合は、該当作なしとなります。今回のコンテストでは複数の作品が入賞した部門はありませんでしたが、化粧品ラベル(オフセット)の部門は該当作なしとなりました。
 今回のコンテストでは前述のように、ひとつの部門で複数の最優秀賞はありませんでしたが、優秀な作品4点が審査員特別賞を受賞しました。
 審査のチェックポイントは、JFLPのシールラベルコンテストの審査と同様、@見当精度(印刷・抜き)、A画線・網点のシャープさ、Bインキの被覆性(つぶれ・のりムラ)、Cマージナルゾーンの滑らかさなどの製版・印刷の基本的な技術のポイントを中心にチェックします。

《総評》
 世界ラベルコンテストも今回で15回目を迎え、各団体からの作品のレベルも年々高くなってきました。その間デジタルプリプレス・UVフレキソ・デジタル印刷等、ラベル印刷の新技術や新しい傾向に合わせ、コンテストの部門の見直しも数回行いました。
 ここ数年JFLPからの応募部門数が、TLMT・FINATに比べ減少しています。今年の場合、FINATの20、TLMTの19に対し、JFLPからは16部門の参加でした。
 各団体ともそれぞれの団体内のコンテストを、異なった方法・部門で行っていますが、FINAT・TLMIに共通していえることは、JFLPの規定課題に当たる部門がないということです。
 原則として世界ラベルコンテストには、コンテスト用に作成したラベルは応募できないことになっています。
 JFLPのシール・ラベルコンテストは、規定課題の作品数が自由課題よりも多く、自由課題の中にもコンテスト用に作成されたラベルが含まれています。今回の世界ラベルコンテストの場合も26部門中、16部門にしか参加できませんでした。
 JFLPのシール・ラベルコンテストの方法・部門を変更する必要はありませんが、世界ラベルコンテストへの応募を見据えて、もう少し日々のお仕事で作成されたラベルを応募していただけたらと思います。
 作品の応募にはユーザーの承諾が必要な場合も多いと思いますが、自社の商品に張られたラベルが世界ラベルコンテストで最優秀賞を受賞することは、ユーザーにとっても名誉なことではないでしょうか。



ご存知ですか?
法律用語ではない「倒産」
ではその定義とは

 日常的に使用する「倒産」という言葉は、法律用語ではありません。一般的には「企業経営が行き詰まり、弁済しなければならない債務が弁済できなくなった状態」を指します。具体的には、以下に挙げる7つのケースのいずれかに該当すると認められた場合を「倒産」と定め、これが事実上の倒産の定義となっています。

(1) 2回目不渡りを出し銀行取引停止処分を受ける
(2) 内整理する(代表が倒産を認めた時)
(3) 裁判所に会社更生法の適用を申請する
(4) 裁判所に商法による会社整理の適用を申請する
(5) 裁判所に民事再生法の手続き開始を申請する
(6) 裁判所に破産を申請する
(7) 裁判所に特別清算の開始を申請する

このうち(1)と(2)が「任意整理」で、(3)〜(7)を「法的整理」と大別できます。
また、倒産は会社を清算(消滅)させる"清算目的型"と、事業を継続しながら債務弁済する"再建目的型"に分けられます。

清算目的型:「破産」「特別清算」、大部分の任意整理
再建目的型:「会社更生法」「民事再生法」「商法整理」、まれに任意整理の一部

【任意整理】
倒産会社と債権者の任意の話し合いにより、会社の資産・負債などが整理される。この際、裁判所の法的な拘束を受けることはない。

【法的整理】
裁判所の関与と監督により、整理が行われる。

・会社更生法
申請の対象は株式会社のみで、会社が消滅すると社会的に大きな影響のある上場企業や大企業の倒産に適用されるケースが大半である。
旧経営陣は原則としてその後の経営に関与できなくなるが、経営責任のない場合に限り、経営に関与することができる。
裁判所は「更生手続きの開始決定」と同時に管財人を選任し、事業を継続しながら管財人の下で「更生計画」が作成される。更生手続きをうまく進めるためには事業管財人(事実上のスポンサー)の選任が鍵を握っており、その後の更生計画遂行の大きなポイントとなる。手続きが厳正・厳格に行われるため、手続き終結までに長期間を要していたが、2003年4月、民事再生法を踏まえ、手続きの迅速化・合理化を図るため、改正会社更生法が施行された。

・商法整理
申請の対象は株式会社のみで、実際の適用例は少なく、債権者数の少ない倒産企業に適用されるケースが多い。旧経営陣は倒産後も経営に関与することが可能で、実際関与することが多い。法的な債権者集会の開催の義務がなく、個別の債権者との話し合いで商法整理案が協議される。整理案の成立には原則として債権者全員の賛成が必要で、整理案の実行中は裁判所の監督下に置かれる。

・民事再生法
和議法に代わり2000年4月から施行され、株式会社・有限会社のほか医療法人・学校法人などを含む全ての法人及び個人に適用される。経営破綻が深刻化する以前の早期再建を目的としている。申し立て人は通常債務者だが、債権者による申し立ても可能。経営権は原則として旧経営陣に残るが、利害関係人の申請または裁判所の職権により監督命令(経営者の後見的立場として監督委員が選任される)・管理命令(経営者に代わって管財人が選任され経営にあたる)が出される場合もある。再生計画の認可は、出席債権者数の過半数で届出債権額の1/2以上の同意が必要となっている。また届出債権の3/5以上の同意があれば、債権の調査確定手続きを省略できる(簡易再生)。届出債権者全員の同意があれば、ただちに計画の認可を受けることができる(同意再生)。

・破産
倒産会社の財産全てを換価して、債権者の優先順位と債権額に応じて配当を行う強制執行手続き。債務者である倒産会社自らが申し立てる「自己破産」、倒産会社の役員が会社の破産を申し立てる「準自己破産」、債権者(第三者)が破産を申し立てる「第三者破産」の3つに分けることができる。破産宣告が出されると、裁判所は破産管財人(通常は弁護士)を選任し、以降の破産会社の管理は管財人が行う。管財人は、倒産会社の財産を管理し資産の売却や売掛金の回収によって換価し、債権者への配当の原資とする。

・特別清算
申請の対象は株式会社のみで、会社が倒産登記されていることが前提となる。債務超過などで清算の遂行に著しく支障をきたす場合などに、裁判所の下で清算業務を進める形となる。解散登記により就任した清算人が整理の手続きを行い、債務弁済の金額・時期・方法などを定める協定案を作成する。破産手続きと大きく異なり、債権調査・確定の手続きがなく、財産換価も一定の金額までは清算人が自由にでき、小口債権者には裁判所の許可を得た上で協定外で弁済することも可能。

《参考資料》 http://www.tdb.co.jp/tosan/teigi.html




理事会議事録

日 時 平成15年10月27日(月)
場 所 上野『贔屓屋』
出席者 渡邉正一、松本一男、栗原延行、本間敏道、田中健二、弓納持 昇、平田登起男、坂内仁英、栗原逸郎、大野松雄、植田治司、森田 賢、園田正義、

《議題》
1.合同支部会について
合同支部会は12月11日に池之端文化センターにおいて開催することが発表され、研修会は医学博士の渡邉眞宏氏が『長生きは、歯の健康から』をテーマに開催することも発表された。また懇親会も例年通り会費8,000 円で、ビンゴゲーム大会を実施することも発表され了承された。

2.合同新年会について
合同賀詞交換会は、1月13日(火)に、上野精養軒にて、正札シール組合の担当で開催されることが発表され、当日は午後4時から理事会、午後5時半より新年会が開催されることが発表され、会費も一人1万円、青年部員は7千円で了承された。

3.ミニ機材展について
第6回ラベル関連ミニ機材展は、11月29日(土)に、東商センター展示場にて、出展13社で開催されることが報告され、特別コーナーとして、関商店の協力で、『RPFコーナー』を設置することになり、また、第13回ラベルコンテストの入賞作品と、第14回世界ラベルコンテストの日本の入賞作品、そして今年の第15回世界ラベルコンテストの最優秀作品に選ばれたモリタプレス印刷の作品がそれぞれ展示されることも報告されました。

4.あいおい損害保険代理店契約について
あいおい損害保険大輪手のノルマである、年間保険料300万円にまだ100万円足りないため、このままでは代理店契約が解除されることになり、組合財政にとっても危機であることが報告され、今後組合員に全面的な協力を仰ぐことで了承された。



連載bR8 健康がいちばん!
『水虫とは』その2

■爪水虫(爪白癬)

 白癬菌が爪の中にまで侵入してきて起こるのが爪水虫です。親指の爪に多く発症し,爪が白く濁ったり,変形したり,ぼろぼろ欠けたりします。爪水虫だけでは自覚症状はほとんどありませんが,症状が進んで爪がもろくなってくると,靴を履くときなどに痛みを感じることがあります。 爪水虫になった場合,たいていは足など他の部位にも水虫があります。しかも,いったん水虫になってしまった爪は白癬菌の隠れ家となってしまいます。塗り薬などで治ったと思った足水虫が何度も繰り返すのは,爪から白癬菌が供給され続けているからなのです。爪水虫を退治しない限り,この水虫サイクルから抜け出すことはできません。

■水虫と紛らわしい皮膚病

 足にできる皮膚病は水虫だけではありません。手のひらや足の裏に膿の詰まった小さなぶつぶつができる「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」,足の指の間などにできる「紅色陰癬(こうしょくいんせん)」,水疱などができる「疥癬(かいせん)」などは,水虫によく似た症状を示します。足が痒いからといって水虫であるとは限らないのです。やはり皮膚科専門医による診断が必要です。

■水虫の治し方

 「水虫は治らない」と思いこんでいませんか? 確かに,水虫は再発しやすく,即効性のある特効薬も見あたりません。しかし最近では,白癬菌に対して優れた抗菌作用を持つ薬が開発され,水虫治療に効果を上げています。水虫治療の薬には塗り薬と飲み薬があり,それぞれの水虫の病型,病態に応じて治療が行われます。医師の指示に従って根気よく治療を続けることによって,完治が期待できるのです。

塗り薬(市販薬と医師が処方する処方薬がある)

 水虫治療の中心となるのが塗り薬。薬を直接患部に塗ることで,白癬菌を殺したり,その発育を抑える。塗り薬を用いる場合,まず石鹸などで患部をよく洗い,表面の汚れを落とすことが大切。足水虫(足白癬)の場合は,さらに以下の点に注意。
・毎日欠かさず,最低1ヶ月以上続ける
・症状のない足の指の間,足底にも塗る
・塗り残さないようまんべんなく塗る・ただれやひび割れがある場合は,かぶれに気をつける

飲み薬(医師が処方する処方薬のみ)

 塗り薬による治療の効果,症状の悪化が想定されるような場合には飲み薬が適応となる。具体的には以下のような場合。
・毛や爪にまで入り込んだ水虫
・角質増殖がみられる水虫
・塗り薬でがぶれてしまった水虫
・ただれやひび割れがひどくて,じゅくじゅくした水虫
・患部が細菌感染を起こしていたり,広範囲におよんでいる場合

《参考資料》 http://www.japan-foot-week.gr.jp/what/illness.html



なるほど・ざ・新製品!
第83回 「タック化成」
環境に優しい粘着メモ用紙「リポスト」
豊富なオーダーメイドで対応
最低20冊からオフフルカラー印刷可能

 タック化成(東京支店・江戸川区小松川3−3−2 電話 5609−5657)では、先に発売した環境にやさしい、貼ってはがせる粘着メモ用紙「リポスト」が好評を博している。
 リポストは、環境にやさしい天然糊(※水分分解粘着)を使用しているので、一般紙に貼り付けたままでも古紙としてリサイクルできるほか、既製品は用途に応じて、様々なパターンが用意されている。また、オーダーメイドで様々な要望にも対応している点が、好評の秘密のようである。
 既製品としては、ウィークリースケジュール、デイリースケジュール、伝言メモ(イエロー・ホワイト) くも柄タイプ(イエロー・ブルー・グリーン・ピンク)、カラーパレット大(10色)、カラーパレット小(10色)、メモパット罫線入り(ホワイト)、メモパット無地(ホワイト)、のし紙大(無地)、のし紙小(無地)等がある。
 一方、オーダーメイドとしては、ティッシュボックスのように、次から次へと取り出せるBOXタイプやポップアップタイプがあり、用紙も交互に違う色が取り出せる組み合わせが可能。
 この他にも、伝えたい情報を確実に見せるスタンドタイプ、マウスパットに組み合わせたマウスパットタイプ、スタンダードタイプ、手帳タイプ、型抜きタイプ、キューブカットタイプ、3Dタイプなど豊富な品揃えとなっている。
 さらに従来の粘着メモ用紙にはなかった、オフセットフルカラー印刷ができるため、表現豊かな広告効果もアップした。
 オーダー方法は、@希望のタイプ・サイズを選ぶ、A用紙の色を選ぶ、Bデザインを指定、C数量を指定、D印刷の色を指定(最大4色)、E包装形態を指定する。
 また、オリジナルの文字が印刷できるリポストプリントサービスもあり、こちらもサイズ、色、書体、レイアウト、セット数を指定し、最低20冊(1冊は50枚)から印刷できるのも大きな魅力となっている。

※水分解粘着とは?
 古紙再生過程において、完全に水に溶け、異物除去の必要のない粘着剤のことです。