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平成20年10月号00
00東京都ラベル印刷協同組合
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編集:広報・情報システム委員会00
TEL(3866)4561 FAX (5821)644300

ラベルニュースbQ99号 メニュー
  ●労働時間等設定改善推進事業
    第1回アンケートの中間結果まとまる
●GP認定申請説明会に4社が参加
  各社とも1日も早い取得を目指す
  ●カーボンフットプリント制度
    経済産業省が導入を検討
●日本ウエスト 川越工場正式に認可
  来年6月稼動に向け、11月着工
  ●ライフワークバランス
    啓蒙ポスターが完成!
●No.75 健康がいちばん!
  失明率の高い「緑内障」
  ●第90回 ラベル会開催
    植田治司氏が優勝!

労働時間等設定改善推進事業
第1回アンケート調査の中間結果まとまる
「有給休暇すべて消化している」は7%
「ライフワークバランスをよく知っている」は61%

 組合では今年4月より、厚生労働省の助成金事業『労働時間等設定改善推進事業』と取組んでおり、その一環として8月に『労働時間等設定改善計画第1回アンケート調査』を全組合員対象に実施しましたが、このほどその中間集計結果がまとまりました。

 このアンケート調査は、組合がこの事業を通して取組む「ライフワークバランス(仕事と生活の調和)」について、組合員がどれだけ理解しているか、また、現在の勤務状況や休日、有給休暇の取得がどうなっているかを調査し、この事業を進める上での資料にしようと言うのが目的。
 アンケート調査は、8月上旬に全組合員に調査票を郵送し、8月末に郵送で回収したもので、組合員69社に対して、回答は28社、回収率は40.6%でした。
 アンケート項目は、1・勤務の状況について2・休日の状況について3・有給休暇の状況について4・ 残業の状況について5. 特に配慮が必要な者への対応について6・ワークライフバランスについて−の6項目について聞きました。
 休日の状況については、『完全週休2日制』が12社(42.8%)、「隔週休2日制」が5社(17.8%)となっており、完全週休二日制がまだ半分にも満たないことが裏付けられた。
 また、年間の休日カレンダーが有ると回答したのは15社(53.5%)で、半数以上が年間のカレンダーを作成していることも明らかになった。
 ライフワークバランスを実施するうえで、最も重要な有給休暇の取得状況については、会社の管理状況について『しっかり管理している』と回答したのは、18社(64.3%)、『あまり管理していない』と回答したのは7社(25%)で、しっかり管理している企業が多かった。
 労働者の有給休暇の取得状況について、「すべて使っている」と回答したのは、2社(7%)、『半分くらいは使っている』が、9社(32.1%)に対して、『あまり使っていない』と回答したのは、13社(46.4%)で、半数近くが有給休暇を取得していない現状が明らかになった。
 遊休休暇の取得促進への取り組みについては、『計画的付与を実施している』が4社(14.2%)、『声かけにより取得しやすい雰囲気作りを行っている』が、5社(17.8%)、『半日・時間単位で取得を認めている』が、5社(17.8%)で、『特に行っていない』が14社(50%)と半数あった。
 ワークライフバランスについて知っているかと言う回答に対しては、『名前も内容も知っている』が、17社(60.7%)と、当初の予想以上に高かったが、これはすでに7月に開催した『ライフワークバランスとは』というセミナーや、機関紙やホームページなどで啓蒙したことがその理由と思われます。
 アンケート調査は、来年2月に第2回目を実施し、その調査結果と今回の調査結果を一冊の報告書としてまとめて、全組合員に配布する予定ですので、ご協力をお願いいたします。


GP認定申請説明会に4社が参加
各社とも1日も早い取得を目指す

 グリーンプリンティング(GP制度)認定申請希望者を集めた説明会が、8月22日(金)午後6時より、千代田区秋葉原の中小企業振興公社秋葉原庁舎会議室において開催されました。
 当日は四社が参加し、P&Eマネージメントの寺田勝昭氏を講師に、GP認定申請のためのスケジュール作りや、申請書の書き方などについて説明を受けました。
 また、今後申請のための手助けをする清宮企画の清宮和夫氏も出席し、熱心に寺田先生の説明に聞き入りました。
 GP認定制度は、日本印刷産業連合会が、印刷業界唯一の認可団体として、その取得を薦めていますが、取得費用も九人以下の企業なら八万円と、ISO14001に比べ十分の一以下という低価格であることから、すでに200を超える事業所がGP認定を受けており、シール印刷業界でも三社が取得しています。
 世界的な環境問題の高まりの中で、今後さらに厳しくなることはあっても緩和されることはなく、どうせ取得するなら、他社よりも早くと言う企業も多い。
 当日参加した組合員の中には、得意先から圧力が掛っているので、何とか取得したいと参加したと言うところも多く、今後一日も早くキックオフを宣言し、早ければ今年度中にラベル組合の第一号取得企業が誕生するものと期待されている。

申請手続きについて説明受ける参加者


カーボンフットプリント制度
経済産業省が導入を検討
排出された温室効果ガス表示

 経済産業省では今年6月から「カーボンフットプリント制度のあり方」に関する検討を開始している。
 カーボンフットプリントとは、「炭素の足跡」の意で、商品のライフサイクル全般(資源採掘、製造、包装、運搬、廃棄等)で排出された温室効果ガスをCO2の重量で表したもの。
 商品に同炭素量を表示し、消費者はそれを購入の参考にできる仕組み。商品に表示することで、事業者の温暖化対策を消費者にアピールするとともに、消費者自身のCO2排出量の自覚を促すことができる。
 英国ではじめた取り組みで、国際標準化機構(ISO)の技術委員会でも、すでにカーボンフットプリント算定基準のISO化に向けた検討を開始している。
 日本でもサッポロビールが同表示を採用した缶ビールを2009年から販売することを発表し、新聞等で大きく取り上げられた。
 経済産業省では同制度を導入したい考えで、今年度中に報告書を取りをとりまとめ、来年度には実証事業を実施する予定だ。
 なお、同省では、その一環として12月に東京ビックサイトで開催される「エコプロダクツ2008」に、実際にカーボンフットプリントを算定・表示したサンプル商品を出品する。ついては、同商品に表示する「カーボンフットプリント・統一マーク」のデザインを公募している。
 カーボンフットプリント、同統一マークの公募などに関しての詳しい情報は経産省Webで。


日本ウエスト 川越工場正式に認可
来年6月稼動に向け、11月着工

 日本ウエスト(長田和志社長)では、延び延びになっていた川越工場の建設が、9月5日付けで川越市長名で『産業廃棄物処理施設設置許可証』が発行され、正式に認可されたため、11月着工、来年6月の稼動に向けて、大きく前進しました。
 組合では3年前の平成17年10月より、シール・ラベルの抜きカスなどの処理のために、正札シール組合と共同事業として「RPF化(固形燃料)事業」をスタートさせ、日本ウエストと委託契約を結びました。
 すでに当組合では25社が日本ウエストにシール・ラベルの抜きカスやウエス、インキの残肉などを委託しているが、回収した廃棄物を日本ウエストの京都の本社工場まで運んで処分しているために、回収した廃棄物を一時保管する場所や、運搬などで手間が掛っていました。
 日本ウエストでは、かなり早くから川越工場建設を発表していたが、産業廃棄物の処理場建設には、地元住民の理解が欠かせないことなどから、予想以上の時間がかかり、紆余曲折の末今回やっと川越市の正式な、認可が下りたものです。
 川越工場が完成・稼動すれば、回収した廃棄物を川越工場で処理し、RPF化できるため、従来京都まで運搬することに難色を示していたユーザーにも納得してもらえると、同社では大きな期待を寄せています。



ライフワークバランス
啓蒙ポスターが完成!
仕事と生活の調和を目指して

 一面の既報の通り,組合では厚生労働省の助成事業『労働時間等設定改善推進事業』を実施していますが、このほど『ライフワークバランス』の啓蒙ポスター(写真)を作成しました。
 すでに組合員に配布しましたが、社内等に掲示し、ライフワークバランスに取組んでいることをPRしてください。



No.75 健康がいちばん!
失明率の高い「緑内障」
中高年の5%が潜在患者

■緑内障とは
 緑内障は眼圧(眼球内の水圧)が上昇するなどの原因で視神経が障害を受け、徐々に視野が狭くなっていく病気です。昔は「青そこひ」とも言われ、白内障「白そこひ」と並んで失明率の高い病気でした。
 房水とは、目の中を循環して、角膜や水晶体に栄養分を運ぶきれいな水です。
 この水は、目の「毛様体」というところで作られ「隅角」と呼ばれる黒目と白目から排出されます。この流れがスムーズである限り、目の中の圧力「眼圧」は、一定に保たれるのです。(正常の眼圧は10〜20mmHgです。)
 ところが、この眼圧はいつも同じ値ではないのです。一日の中、年齢、季節など、様々な要因によって、変化しています。正常眼圧緑内障の大部分は夜間に眼圧が高いことが多く、昼間の診療では分からないことがあります。

■緑内障の症状
 日本にも2百万人以上の患者さんがいると推定されますが、最初は症状がほとんどないため、気づかないうちに病状が進んでしまうことがあります。
 中高年の約5%(20人に1人)が潜在的に緑内障にかかっています。急性の緑内障では、急激に眼圧が上昇し目の痛み、頭痛、吐き気など激しい症状をおこします。時間が経つと治りにくくなるので、緊急手術を要します。

■緑内障の種類
 緑内障の種類にはゆっくりと進行する、開放隅角緑内障、急激におこる閉塞隅角緑内障、眼圧の高くない正常眼圧緑内障。近年行われた調査(多治見報告)の結果から緑内障の約六割が正常眼圧緑内障であり、また、欧米人に比べ日本人に多いことが分かりました。
 また、続発緑内障という他の病気などに伴う緑内障もあります。

■緑内障の検査
 眼圧検査・目に空気や器具をあてて圧力を測ります。眼圧は血圧と同じように一日のなかで変化しますので、一人ひとりの患者さんの眼圧の状態を知るには、くり返し眼圧を測定することが必要になることがあります。正常な眼圧は10〜20mmHgです。
 眼底検査・網膜の視神経乳頭のへこみ具合を調べる検査です。視神経乳頭は視神経の突起が集まってできているので、視神経が消失するとその部分のへこみが変形したり大きくなったりします。
 視野検査・光の見え方で視野の欠け具合を調べる検査です。コンピュータを組み込んだ精密な視野検査をくり返し行って、視野が正常か異常か、また病気の進行状態を調べます。これらの検査を何回も繰り返して、緑内障の状態を判断し、さらに病気の経過を観察するために、3〜6ヵ月間隔で定期的に検査を行います。

■緑内障の治療
 眼圧を下げることは、緑内障治療の基本です。眼圧を下げることによって、視神経障害が進行しないようにすることです。眼圧を適切な程度まで下げるため、まず、点眼薬による治療を行います。それでも眼圧が十分に下がらない場合や視野障害が進行する場合はレーザー治療や手術が行われます。
 また、緑内障は長期にわたり、治療や管理が必要な病気です。治療のための点眼薬や内服薬、あるいは、他の薬との併用で副作用が現れることがあります。
定期的に診察を受け主治医と二人三脚で治療にあたることが大切です。

《引用資料》
http://www.kyo-con.or.jp/sick/ryokunai/ryokunai01/ryokunai01.html


第90回 ラベル会開催
植田治司氏が優勝!
プレステージCC

 9月11日(木)、第90回ラベル会で久しぶりに優勝させて頂きました。いつもの江口さんの車で、前田さん、若山さんの運転で、送り迎えしてもらうのですから、気分の悪かろうはずがありません。
 社内では何やら若者のノリで話が盛り上がりますが、昔話が混じるあたりが、やはり若者とは違うところです。栃木インターで降りるとゴルフ場は近く、思ったより早く到着しました。
 栗原さん、恩田さん、そして京都から駆けつけた長田さんと私で、最終組でのスタートでした。私はひざを悪くして一ヵ月半ぶりのゴルフでしたので不安でしたが,カートでコースの中にまで入れたので、届かないボールの後処理のアプローチとパターに初めから集中できました。
 それがパット勝負のここのコースでの勝因でした。大きな広い、そして起伏の入り組んだワングリーンのいわゆるポテトチップグリーンで、キャディの話ではあのパットの名手青木功もスリーパットをしたと言うほどの難物でした。少ない人で3回、多い人は7回、8回のスリーパット数でした。
 同じ組の栗原さんが、最近眼を悪くされたそうで、そのため打数の大半がパットの数と言うほど、皆グリーンに泣かされました。
 ラベル会も90回の歴史を重ね、3年後には100回を迎える筈です。何とかその節目にもう一度優勝したいと思いますが----。
 そして銀杯で仲間に酒を振舞い、皆逃げ出したくなるほど自慢話を聞かせてなどと、今から夢を見ています。
 幹事の方々、そして同伴者の方々に、改めて御礼を申し上げます。