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平成21年2月号00
00東京都ラベル印刷協同組合
00111-0051 東京都台東区蔵前4-16-4
編集:広報・情報システム委員会00
TEL(3866)4561 FAX (5821)644300

ラベルニュースbR02号 メニュー
  ●2009年新春合同賀詞交歓会を開催
    組合も時代に対応した変化必要に
●ワークライフバランス
  啓蒙用パンフレットを組合員に配布
  ●東印産協が環境委員会
    東京都のVOC対策を担当課長出席
●第92回ラベル会
  田中俊一氏が優勝
  ●今年上半期の展示会 ●こんな話、あんな話
  ●協賛会に2社加入 ●ご存知ですか?
  CO2を数値換算 カーボンフットプリント
  ●No.76 健康がいちばん!
    ウォーキングが今ブームに

2009年新春合同賀詞交歓会を開催
組合も時代に対応した変化必要に
組合員・会友・協賛会など240名が
「合併問題は次世代に委ねたい」と発言

 平成21年度の新年合同賀詞交歓会は、1月11日(金)午後5時半より、台東区の『上野精養軒』に於いて、ご来賓・報道関係者各位を始め、組合員・会友、協賛会員など合わせて240名が参加して盛大に開催されました。

賀詞交歓会で挨拶する弓納持理事長と小宮山理事長

 新年会は午後5時半より担当協組である当組合常務理事の平田登起男氏の司会進行で進められ、両協組を代表して弓納持昇理事長が次のように挨拶しました。
 「昨年はアメリカ発の金融危機が世界経済を混乱に陥れましたが、わが国の経済も1年に3人も首相が変わるという政治の混乱で、未曽有の不況に見舞われるのではと懸念されています。
 ご承知の通り、シール・ラベルはその大半が何かの物に貼られるものであり、不況によって企業の生産が落ち込めば、シール・ラベルの消費も当然減少することとなります。
 しかし、大事なことは景気に一喜一憂するのではなく、この際、しっかりと足を地に付けた経営を模索すべきではないでしょうか」と、景気に左右されない経営基盤を築くことが大事と訴えました。
 また、合併問題については「昨年は協賛会の方々にもご心配をいただいた両協組の合併問題は、残念ながら白紙に戻ってしまいましたが、この問題は次の世代に委ねたいと思います。両協組とも青年部などの若手が台頭してきており、必ずやこの問題にいい形で決着がつけられるものと信じております」と、合併を次の世代に委ねると語りました。
 さらに今後の組合運営については「組合も時代に対応した運営が求められております。組合にも変革が求められてきているのです。アメリカのオバマ次期大統領も『変革(チェンジ)』をキャッチフレーズにして、大統領選を戦い、そして勝利しました。
 最近地方協組からは、連合会に対して変革を求める声が上がっています。連合会も50周年を迎えるにあたって、大きく変わらなければその存在が危うくなってくるかもしれません。それは取りも直さず、我々組合が変わっていかなくてはという事にほかなりません」と、組合も時代に対応した変革が求められていると強調しました。
 そして最後に「どうか今日ここにご出席の組合員・会友、協賛会の方々には、今年も業界発展のために、組合運営に今まで以上のご協力とご支援をお願いいたします」とこれまで以上の協力を呼びかけました。
 続いて来賓挨拶として、東京都中小企業団体中央会の蔵本篤之総務課長は「厳しい経済情勢ではありますが、中央会では積極的に支援して参りますので、何でも相談していただきたい」と語り、協賛会の大内昭彦会長も「シール業界は過去にも幾度となく厳しい状況を乗り越えてきたという経緯があり、今までのやり方を根本的に見直す好機でもある。市場の変化や複合機能の付加により新たな需要が生まれているのも事実である。現在の闇夜が永遠に続くわけではなく、夜明けが必ずやって来るものと思っています」と、それぞれ祝辞を述べました。
 さらに当組合の渡邉正一顧問の音頭で乾杯し、和やかな歓談が繰り広げられ、午後7時過ぎに正札組合の深澤勇副理事長の音頭で、景気よく三本締めでお開きとなりました。


ワークライフバランス
啓蒙用パンフレット
作成し組合員に配布

 組合では今年度、厚生労働省の「労働時間設定改善推進事業」に取り組んでいますが、このほどその啓蒙用パンフレットを作成し、組合員に配布しました。 今回作成したパンフレットは、B5判、4ページで、先に配布したポスターのデザインをそのまま表紙として使い、統一性をもたせています。


東印産協が環境委員会
東京都のVOC対策を
担当課長出席し開催

 東京都印刷産業団体協議会(会長・水上光啓氏)は、1月19日(月)午後1時半より、中央区新富町の印刷会館会議室に於いて、環境・廃棄物委員会を開催しました。
 今回は東京都から環境局環境改善部化学物質対策課長の島田光正氏が出席し、東京都のVOC対策について説明しました。
 それによると東京都では光化学スモッグの原因となり多くの物質では有害性を持つ揮発性有機化合物(VOC)について、その排出削減対策を推進しているが、VOC排出量は平成22年までに30%削減が目標であるのに対し、都内に於いては平成17年度では13%削減にとどまっており、より一層の削減が求められています。
 VOCとは揮発性を持っており、大気中でガス状となる有機物の総称であるが、代表的なVOCとは、塗料の溶剤として使われるトルエン、キシレン、印刷の湿し水として使われるイソプロピルアルコール、金属部品の洗浄として使われるトリクロロエチレン、ドライクリーニングに使われるテトロクロロエチレン。
 この中で一番排出量として多いのは、塗装業の45%、次いで印刷の23%で塗装、印刷、クリーニング、金属表面処理で全体の7割を占めています。
 そのため、印刷業界でも積極的にVOC対策に取組んで欲しいと要請するため、島田課長が出席したもので、もっとも排出量が多いグラビア業界を代表して、関東グラビア組合の村田専務理事が、現状について説明を行い、この後、出席した各団体が環境問題について取り組みの現状について説明がありました。


第92回ラベル会
田中俊一氏が優勝

 12月11日(木)は、無風快晴の絶好のゴルフ日和で、第92回ラベル会が茨城県のオールドオーチャードゴルフクラブで開催されました。私は前回9月の初参加に続く2回目の参加ということで、まだメンバーの方々の顔と名前が完全に一致しない方もいる状態でした。
 1組目のスタートで同伴メンバーは、ディフェンディングチャンピオンの植田さん、トップハンディの恩田さん、最近好スコアが続いているとおっしゃる清水さんで、上手な皆さんの中でご迷惑をおかけしないようにという気持ちでスタートしました。
 当日のゴルフ場はかなり空いていたようで、ティーグラントで待たされることもなく、テンポよくスムーズな流れで、一日気持ちよくプレーできました。
 好条件が重なったこともあってか、自分としては普段ではありえない良い成績となりました。
 大概は苦手のバンカーに入り、大たたきしてしまうホールがでるのですが、今回はなぜか免れました。併せて30ヤード以内のアプローチショットでのいつものザックリやトップも影を潜めてワンパット圏内に寄る奇跡的なショットも何ホールか出て、結果オーライの面もあるのですが、何とか上がってきました。
 下手の横好きでゴルフコンペは結構参加する機会はあるのですが、なかなか優勝できずに縁遠いものでした。優勝と聞いて銀杯を戴いた時は本当に感激いたしました。
 ハンディキャップが実力とはかけ離れた数字となり、次回はブービーメーカーとならぬよう、まじめに練習しなければとひそかに決意をした次第です。
 世の中は不況の大きな波が押し寄せてきており、ゴルフどころではなくなるかも知れませんが、回数は減っても好きなゴルフは続けていかなければと思います。
 最後に幹事の方々は、毎回本当にご苦労様です。同伴して頂いた植田さん、恩田さん、清水さん、改めて御礼を申し上げます。

 第92回ラベル会の主な成績は次の通り。
 ▼優勝・田中俊一(DIC)43、42、85、HD17 NET 68
 ▼準優勝・高石剛志(タック化成) 39、48、87 HD 14、NET 73
 ▼3位・盛本純郎(リンテック) 55、48、76、HD 27 NET 73
 ▼ベスグロ・恩田博 40、42、82


今年上半期の展示会

■第67回インターナショナルギフトショー 2月3日〜6日
■第43回スーパーマーケットトレードショー 2月11日〜13日
■第38回店舗総合見本市 2月3日〜6日
■コンバーテックジャパン 新機能性材料展 2月18日〜20日
■第25回流通システム総合情報展(リテールテック) 3月3日〜6日
■第11回IC CARD展 3月3日〜6日
■第17回セキュリティショー 3月3日〜6日
■第25回フランチャイズショー 3月10日〜12日
■第39回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー 3月25日〜27日
■第10回情報セキュリティ展 5月13日〜15日
■第4回RFIDソリューションEXPO 5月13日〜15日
■2009NEW環境展 5月26日〜29日
■国際食品工業展(FOOMA JAPAN2009) 6月9日〜12日
■第13回機械要素技術展 6月24日〜26日
 (会場はいずれも東京ビックサイト)


こんな話、あんな話

 このコーナーは、一般紙や業界紙などに掲載されていた、ちょっと面白い話、ためになる話を紹介するコーナーです。今回は今年の新年号各誌に掲載された業界団体長の年頭所感から抜粋したものです。

全日本印刷工業組合連合会会長
 水上光啓氏


 私はよく元気と知恵はタダという言い方をします。お金を掛けずに意識の持ち方次第で出るものなら、出し惜しみせずに、どんどん出していきましょう。頑張っている全国の仲間の姿に「なに、自分だって」と発奮し、私たちの力を必要としているお客様の問題解決を真剣に考え抜き、そして自社でできないことは全国六七〇〇社の全印工連の仲間の力を借りながら、どんな変化も怖がらない業界にしていきたいと思います。

日本グラフィックスサービス工業会会長
 山田廣司氏


 大きな目標は組合員のマーケットを拡大することである。組織強化の妙薬は仕事を作り出すことである。一社ではできなくても、組織で開拓できるマーケットはある。2009年は「仕事を増やしていこう」を合言葉に、従来の認識に捕らわれずに新しいマーケット作りを推進したい。「市場開拓委員会」では新たな構想が出ており、目標を絞り込んでいるので期待していただきたい。

全日本スクリーン印刷協同組合連合会会長
 内田徳男氏


 足元の一、二年生き残ることが最優先です。格好付けても始まりませんから、汗水流すしかありません。問題はその先をどうするかです。なかなか焦点を合せにくいのですがね改めて望ましい自企業の姿をイメージすることが求められます。そのためのバリューチェンジが必須だと思われます。まず、売り上げ至上主義という愚かな世界と訣別しましょう。やはり、付加価値を重視する経営にしっかりと軸足を置くことで、考え方、やり方が違ってくるはずです。

全日本光沢加工紙協同組合連合会会長
 萱槇雅浩氏


 現在のように消費者のニーズが多様化し、出版・印刷物が小ロット、短納期化の傾向にあり、不況下にあっては、「分業化」による「効果的な光沢加工を、効率的に高付加価値を付与する手段」として要求されます。このように厳しい経営環境の時こそ、印刷業界が専門業者に「分業化」することが資本やリスクを低減する手段となるはずです。また、光沢業界にあっては、訴求性を見極め的確な対処を可能にする企業としての足固めをする年にしたいと思います。


協賛会に2社加入

 協賛会はこのほどサインシステム株式会社と、有限会社TOOV(トウーブ)の加入を承認しました。
 各社の会社概要は次の通り。

■サインシステム株式会社
 代表者・橋本洋治
 住所・八王子市日吉町10の18 電話・042−622−9076 FAX・042−625−1160
 業務内容・インターネットを介したラベル関連企業間取引を支援するeマーケットプレイス事業の運営。

■有限会社TOOV(トウーブ)
 代表者・篠田ちゑ
 住所・木更津市大久保5の13の15
 電話・FAX・0438−37−5845
 業務内容・カラー印刷監視装置の製造販売。


ご存知ですか?
地球温暖化に及ぼすCO2を数値
換算するカーボンフットプリント

■カーボンフットプリントとは
 「カーボン・フットプリント」とは、人間活動が地球温暖化に及ぼす影響を、二酸化炭素(CO2)の排出量に数値換算した指標のことである。個人の活動、企業による製品・サービスなどが、地球温暖化にどの程度影響を与えているのかを把握するのに用いられる。
 カーボン・フットプリントの考え方は、自らが排出したCO2を相殺する カーボンオフセット の目安となるものであり、英国を中心に広まっている考え方である。
 個人のカーボン・フットプリントは、家事や移動手段など、生活のなかで使用するエネルギー消費によるGHG排出量を基に測定される。一方、企業は、生産から廃棄までを通したライフサイクル・アセスメントの観点から、製品・サービスを提供する際に発生したGHG排出量を基にCO2換算した値をカーボン・フットプリントとしている。企業のカーボン・フットプリントを測定する対象は、「企業が管理可能な活動からの直接排出」「電力使用による排出」「企業が直接管理できない製品・サービスからの間接的な排出」の三つに大きく分けられるが、なかでも「企業が管理可能な活動からの直接排出」という考え方が一般的になりつつある。
 企業がカーボン・フットプリントを開示することは、GHG排出量の管理だけにとどまらず、環境への配慮や取り組みを、商品を通じて発信する手段として用いることになる。現在は、企業の自主的取り組みと位置付けられているが、政府や産業界などとのパートナーシップを通して広がる可能性を持っている。

■環境配慮をアピールする有効なツール
 企業活動における温暖化対策などを促進するために、英国政府の資金で設立された独立企業であるカーボン・トラスト社は、複数の企業と提携して、製品のカーボン・フットプリントを表示するカーボン削減ラベルの実験プロジェクトを2007年3月に実施した。このプロジェクトに参加したのは、製菓メーカーのウオーカーズ、薬品・日用品小売り大手のアライアンス・ブーツ、飲料メーカーのイノセントで、販売までのカーボン・フットプリントを製品パッケージに表示した。製品のラベル表示は試行段階であるが、カーボン・トラスト社が測定し認証している。

■ビジネスチャンスの可能性
 企業、消費者、政府にとって、大きなメリットがあるようにみえるカーボン・フットプリントだが、測定方法や製品・サービスにおけるGHG排出量以外の環境的・社会的効果の明確化など、今後、解決すべき問題も残っている。例えば、農薬使用量を管理したオーガニック商品や、途上国の製造者との公正な取り引きを行うフェアトレード商品などとの違いや関連性を、消費者に提示する必要がある。英国では、カーボン・トラスト社と環境・食糧・農村地域省(DEFRA)が、カーボン・フットプリントの持つ問題を是正し、測定方法を標準化(PAS)するために、英国規格協会とともに、企業の製品・サービスを測定する方法の開発を進めている。今後、標準化が進めば、製品・サービスのカーボン・フットプリントの信頼度も高まっていくだろう。
 日本国内においても、企業と政府の提携のもとに製品・サービスにカーボン・フットプリントの表示を導入することが期待される。


No.76 健康がいちばん!
もっとも手軽な健康法
ウォーキングが今ブームに

■ウォーキングとは
 ウオーキングとは、歩くことを主体とした健康法です。手軽に行えることから、年齢を問わず広がってきています。なんといってもウォーキングの特徴は、体内に酸素を取り入れながら運動する有酸素運動です。
 脂肪燃焼から・美容への効果、さらには骨の強化 内臓の機能向上 記憶アップなどさまざまな効果が期待できます。日常のストレスから来る不調も改善されます。そして、ウォーキングの良い点は、とても気持ちが良いことにつきます。頭がすっきりして、良いアイディアが浮かんで来るので、重宝しています。

■やりすぎず・自分の適量で長続きさせる
 運動を始めるときに多いのが、やる気がありすぎて、初日に長時間歩いてしまうという状態です。 1日目から何時間も歩き過ぎ、次の日から体が痛くなってやる気がなくなってしまい、運動習慣は終了。これでは典型的な三日坊主です。そんなことにならないように、少しでも自分の適量で続けることが大事です。通勤電車を一駅前で降りる・歩いて買い物に出かけるなど考えれば運動する時間は見つかります。 1日5分だっていいんです。まったく何もしないより、まずは達成感を味わいましょう。

■楽しむことが大事
 運動が習慣というより義務になると、段々つまらないものになるときがあります。そんなときはウォーキングというより散歩と考えればいいのです。いままで知らなかった場所にどんどん進んでいきましょう。こんな場所にこんなものあったのか!という新たな発見があるかもしれません。今までと違う知らない世界が広がってきます。

■準備運動をする
 急に運動をはじめてしまったら、体がびっくりして気の毒です。運動不足の人は特に。運動の前にアキレス腱・ふくらはぎ・太ももを伸ばし、できれば全身のストレッチを行うことをおすすめします。健康を得るためのウォーキングで怪我しては元も子もありませんからね。
 体調に合わせて
 睡眠不足
 だるい
 熱っぽい
 脈が速い
 頭痛、めまい、吐き気がある
 食事を摂ってない
 二日酔い状態
 このような状態の時には、休息する・または歩く時間を減らす・などの調整が必要です。

■水分の摂取を大切に
 (水・スポーツドリンク)の摂取を行ってください。特に真夏の炎天下には水分の補給は絶対行ってください。
天候に注意し炎天下避ける
真夏の炎天下には行わないのが理想ですが、外に出かけるときの注意点をいくつかあげます。
帽子・日傘で直射日光を避ける
こまめな水分(水・スポーツドリンク)の摂取を行う
吸汗性、速乾性にすぐれた素材のものを着用
できるだけ日陰で行う
寒いとき
厚着をして、寒さを防ぐ
手袋を着用(ポケットに手を入れるのは危険です)
ウォーミングアップを念入りに
吸汗性、速乾性にすぐれた素材を着用する
ウォーキング後は汗をふき取る
高血圧の方はウォーミングアップを念入りに行ったほうが安全です。

《引用資料》
http://lets-walking.com/before1.html