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平成21年10月号00
00東京都ラベル印刷協同組合
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  ●教育経営委員会主催『仲間作りセミナー』
    定員上回る盛況で45名が参加
●川越テック盛大に新工場竣工式を
  組合のRPF事業の弾みに期待が
  ●2009印刷の月 印刷文化展式典で
    栗原常任顧問が印刷振興賞受賞!
●新タック化成として
  本格事業を再開へ
  ●こんな話、あんな話 ●No.81 健康がいちばん!
  「パーキンソン病」とは
  ●なるほど・ざ・新製品
    第98回『丸伸製作所』

教育経営委員会主催『仲間作りセミナー』
定員上回る盛況で45名が参加
スクリーン印刷業界の最新技術と情報を
ふだん聞けない異業種の話に耳傾ける
定員を上回る参加者のあった『仲間作りセミナー』風景

 教育経営委員会主催の「仲間作りセミナー」は、9月17日(木)午後6時より、秋葉原の中小企業振興公社秋葉原庁舎会議室において開催、組合員・協賛会など45名が参加し、定員を超える盛況となった。
同セミナーは、これまで3年間にわたって開催してきたマーケティングセミナーの続編とも言うべきもので、組合員の中から、「他業種の技術や最新情報も聞いてみたという声に応えて開催されたもの。
 そこで今回は、最も近い業種であるシルクスクリーン業界で、独自の技術を持っている叶V興グランド社、泣^カクラ印刷、八欧産業鰍フ3社を講師に招いて、それぞれの技術や最新情報などを聞いた。
 臼井利彦教育経営委員長の司会で進められ、弓納持 昇理事長が「これまで清宮さんを講師に、我々にもっとも欠けているマーケティングについてセミナーを開催してきましたが、他業種の話も聞いてみたいという声が多かったので、今回こうしたセミナーを開催しました。なかなか日頃はこういった機会がありませんので、ぜひ今日は大いに知識を吸収して下さい」と挨拶しました。
 初めに全日本スクリーン・デジタル印刷協同組合連合会が製作したビデオが上映され、街のあらゆるところでスクリーン印刷によって製作された媒体(POP広告、垂れ幕等)が紹介され、さらにスクリーン印刷の特徴などがわかりやすく紹介された。
 続いて3社がそれぞれ自社の製品のPRなどを行ったが、新興グランド社の専務取締役宮坂次郎氏が、自社のスクリーン印刷技術を応用したUV透明樹脂印刷による点字、インキジェットプリンターによる厚物プリント、蝕・立体(サワリタイ)などの、リアル成型ポスターなどを紹介した。
 タカクラ印刷の管理部主任の高倉大介氏は、糊印刷(糊着加工)を主体に、一般糊、強粘再剥離、弱粘、弱粘再剥離、切手糊など独自の糊加工を得意として展開していることを紹介、去る8月2日に日本テレビの人気番組「いってQ」で、砂嵐でモナリザの絵を描けるかで、粘着剤を絵に塗布する特殊加工技術を依頼され、見事に砂嵐で絵を描けたことをビデオで紹介した。
 最後に八欧産業の取締役セールスマネージャーの嶋雅浩氏が,各種看板、標識等の材料、製品開発などに独自の反射材による交通安全用品を企画販売して、安全快適な社会生活に広く貢献していることを紹介しました。


川越テック盛大に新工場竣工式を
組合のRPF事業の弾みに期待が

 かねてより建設中だった川越テック(長田和志社長)の川越工場が完成し、9月26日(土)午前11時より竣工式が盛大に執り行われました。
 竣工式には地元関係者や川越市議会議員、得意先など約百名が招待され、川越工場の完成を祝いました。
初めに施主の挨拶として長田社長が「構想から六年が経過しましたが、今日ここにやっと竣工式を迎えることができました。これもひとえに関係各位の皆様と地元住民に方々のおかげと深く感謝しております。鳩山首相も温室効果ガスの25%削減を表明しましたが、私たちのこの事業が少なからず、このCO2の削減に寄与するものと思っています」と述べました。
 また、施工業者に対する感謝状の贈呈や、地元自治会への記念品の贈呈に続いて、来賓挨拶で排出事業者を代表して、当組合の弓納持理事長が「本日は川越テックの竣工式、まことにおめでとうございます。私どもの組合では、4年前から組合事業として日本ウエストさんに、私どもから排出される抜きカスと呼ばれる、廃棄物を回収していただいておりますが、これがRPFという固形燃料となり、さらに石炭などの代替燃料として再利用されるということで、環境問題が大きな課題になっている中にあって、この川越テックの完成によって、さらにこの事業に参加する組合員が増えることを期待しております。先週発足した鳩山内閣も、温室効果ガスを1990年比で25%削減することを、世界に向かって宣言しましたが、環境問題は今後さらに厳しくなることはあっても、緩和されることはありません。企業の責任として、またこの地球上に住む一人の人間の責任として、環境問題に関心を持ち続けたいと思っております。本日はまことにおめでとうございます」と祝辞を述べました。
 川越工場の設備は破砕施設と成型機(マルチタイプとペレットタイプ) があり、回収された廃プラスチックや紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくずを破砕した後成型機によって約6,000kcalの発熱量の固形燃料が作られる。
川越テックの完成によって、いったん回収したものを、京都まで運んで処理することに難色を示していた組合員も、川越で一括処理できるために、RPF事業への参加に弾みがつくものとして期待されている。
 会社概要は次のとおり。
 ■設立・平成15年5月26日■代表取締役・長田和志■資本金・1千万円■本社・事務所・埼玉県川越市大字平塚新田字高田町175番1■業務内容・廃棄物の再資源化業務、固形燃料製造販売、産業廃棄物の中間処理業務、廃棄物処理施設の運営・管理業務、環境関連機器の販売、一般廃棄物及び産業廃棄物の収集・運搬業務■敷地面積・4,536.19u■工場・事務所面積・1,846.28u

竣工式で挨拶する弓納持理事長
川越テック新工場の全景


2009印刷の月 印刷文化展式典で
栗原常任顧問が印刷振興賞受賞!
印刷振興賞の栗原延行氏(右)

 日本印刷産業連合会(山口政廣会長)主催の、恒例の印刷文化展式典は、9月16日に、ホテルニューオータニにて開催されました。
 同展は毎年9月が印刷の月と定められていることから,毎年開催されているもので、記念講演では政治コラムニストの田勢康弘氏が「激動の中でどう生きる日本」と題して講演を行いました。
 講演終了後、記念式典が行われ、会長挨拶、来賓祝辞、印刷の月アピールに続き、表彰式が行われ、当組合常任顧問の栗原延行氏(シーレックス且謦役会長)が、40年以上にわたる業界への功績に対して印刷振興賞が授与されました。
 また、京都シール印刷工業協同組合前理事長の西野恒雄氏(巨シ野シール代表取締役)に、印刷功労賞が授与されました。
 この後環境優良工場の表彰式では、経済産業大臣賞に東北シールラベル印刷協同組合の精英堂印刷鰍ェ、奨励賞に東海北陸シーリング印刷協同組合の潟Vール片山が、それぞれ受賞しました。
 また、印刷の月が制定されてから24年が経過したのを機に、新たなキャッチフレーズが一般から公募され、「Printomorrow 〜明日のいいこと、印刷から〜」が最優秀に選ばれ、今後このスローガンを使用していくことになりました。


新タック化成として
本格事業を再開へ

 民事再生法の申請で再建中だったタック化成は、9月1日より「新タック化成」として再スタートを切りました。
 同社は今年1月26日に、民事再生法を申請したが、その後王子製紙が名乗りを上げ、5月25日に王子製紙の全額出資の子会社として設立、8月25日付で経済産業省より「経営資源再活用計画」が認定され、9月1日より、「新タック化成」より本格的な事業を再開しました。
 これにより同社は今後王子製紙からの資金貸付を受け、タック化成グループの全事業(粘着紙事業、メディカル事業、機能製品事業、RFID事業)を事業譲渡により取得し、タック化成グループの製造技術、設備及び人材を活用して事業を継続すると同時に、王子製紙及び同グループ企業との研究開発を初めとした事業のシナジーにより、製品競争力及び製品開発力の強化を図り、生産性の工場を目指すことになった。
 新会社の概要は次の通り。
 ■社名・新タック化成株式会社
 ■資本金・3億1千万円
 ■本店所在地・愛媛県四国中央市川之江町長須222番地2
 ■代表取締役・山北篤史(王子製紙且キ行役員)


こんな話、あんな話

 このコーナーは、一般紙や業界紙などに掲載されていた、ちょっと面白い話、ためになる話を紹介するコーナーです。今回は東京都中小企業振興公社発行の情報誌「アーガス21」9月号に掲載の「中小企業経営のツボ 何に向かって経営するのか」から抜粋したものです。

■食い扶持だけを得るための経営
 中小企業経営者の方に、何故働くのかと問うて、世のため人のためと答える人は稀でしょう。自分が働くことで、自分の家族と社員の生活が支えられるのであるから、働かざるを得ないというのが正直なところだと思います。
 働くことに意味を求めるということは、食べることに不自由のない人の話であって、厳しい受注環境の中で、何も考えずにひたすら働く経営者にとっては、とりあえず明日の食い扶持を得るということが最も切実な問題なのです。
 それでは、経営者は常に食い扶持を探すことだけを目標にしているのかと言うとそんなことはありません。
現在活躍中の経営者の方々も、自ら事業や会社を興すときには、夢を持って起業したと思われます。
 ところが、順調に推移した事業も、景気の波に翻弄され、内部留保が薄く、金融機関からの借入金もなかなか減少しなくなり、経営の目的が会社の維持そのものになってしまったのでしょう。
 しかし、そのような食い扶持を確保するだけの会社が本当に人を引き付ける魅力を持っているのでしょうか。魅力がなければ良い人材は得られませんし、注文も来なくなるものです。会社は人の集まりです。社員が何かを目指して一丸となって前進するためには、少なくとも経営者は社員に、会社の魅力や明確な目標を示さなければならないのです。

■会社の魅力を考える
 会社を外から見ているだけでは、その会社がなぜ長年にわたって存続できたのかを理解することは困難です。しかし社長のパーソナリティー、優良な顧客に対する柔軟な受注姿勢、高度な技術の蓄積など、一言では表現し得ない会社の魅力があるはずです。
 経営者や幹部社員にとっては、それらのことは当たり前のことであるのですが、それが社員となると理解が異なる場合があります。会社は既に社歴を重ねており、会社が存続している理由など真剣に考える機会もほとんどなく、経営の視点から会社を見ることに乏しいのが実情です。
 しかし、経営者も社員も食い扶持を稼げればいいと考えているのでは、会社に魅力があっても、顧客や外注先、仕入先、さらに、新たに入社する人にも、会社の良さを伝えることは難しいのではないでしょうか。
 少なくとも、長い社歴を刻めた理由が社員に理解されれば、さらに高みを目指すためにはどうすればよいかが見えてきます。少しでも、今より未来を見せてあげられれば人はまた目標に向かって動き出すものです。

■これからも存続するために
 長い社歴を誇る会社のほとんどは、常に時代の変化に合わせて、商品、技術、作り方など経営の根幹にかかわる部分を時代に合わせる努力を惜みません。
 さらに創業から現在にいたるまでに顧客から評価された経営の肝の部分について、経営者から一社員まで、会社全体で意思統一をすることで、集団の力を発揮しています。
 時代の変化で、顧客層もニーズも変化します。その変化に会社をいかに合わせ、顧客から評価を受けた部分の精度を上げることができるかで、次の時代を切り開けるかが決まるのです。
 理念や方針ということが語られない時代であるからこそ、経営者は皆にそれを示すことで、他社との競争に勝てる可能性が高くなるのではないでしょうか。


No.81 健康がいちばん!
「パーキンソン病」とは
細胞を活性化させる作用

■パーキンソン病とは
 パーキンソン病は、脳が出す運動の指令がうまく伝わらず、スムーズに動けなくなる病気です。何か難しそうな病名ですが、これは、1918年、ジェームズ・パーキンソン医師が初めて報告したため、それにちなんでつけられた名前です。
 パーキンソン病は50〜60歳代で発症することが多く、ゆっくりと進行します。日本人の約千人に一人がこの病気にかかると考えられています。高齢者に多い病気ですが、若い人でも発症することがあります。
 この病気については「発症10年後くらいには人形のように動けなくなる」といったイメージを持っている方もいますが、現在では様々な薬があり、症状もかなり改善が期待できます。また厚生労働省の「特定疾患」に指定されており、ヤールの重症度分類V(3)度以上になると治療費の補助も受けられます。無用な不安を抱かず、積極的な生活を送りましょう。

■パーキンソン病の症状
 パーキンソン病の主な症状は「手足がふるえる(振戦)」「筋肉がこわばる(筋固縮)」「動きが遅い(無動)」「バランスがとりづらい(姿勢反射障害)」の4つです。
 その他にも、トイレが近くなったり、よく眠れないなどの症状もみられます。これらの症状は、すべての患者さんに必ずみられるわけではなく、病気の程度によっても変わってきます。

■パーキンソン病の起こる仕組み
 パーキンソン病は、脳が出す運動の指令が筋肉にうまく伝わらず、なめらかな動作ができなくなってしまう病気です。これは、脳の黒質という部分の神経細胞が減ってしまうのが原因です。
 この神経細胞は「ドパミン」という神経伝達物質を作り、「ドパミン」を使って体を動かす機能を調節する働きをしています。黒質の神経細胞が減るとドパミンも減ってしまうために運動の情報が伝わらず、様々な症状が出てきます。

■パーキンソン病の治療
 薬物療法には、足りなくなったドパミンの働きを補う目的のものと、ドパミンが減ったためにバランスが悪くなった他の神経細胞の働きを助ける目的のものがあります。
 一方、外科療法では、運動に関わる脳のごく一部の神経細胞を働かないように壊したり、逆に電極を埋め込んで刺激します。現在は電気刺激を行う方法が深部脳刺激法として知られています。振戦や筋固縮、ジスキネジア、ウェアリング・オフ現象、すくみ足などに効果的な場合があります。
 なお、手術療法は完治させるための方法ではなく、お薬と組み合わせて症状を改善していくことを目的としています。

■パーキンソン病のリハビリ
 パーキンソン病だからといって生活を変える必要はありません。パーキンソン病であることを意識しすぎず、できるだけ今までどおりの生活を送りましょう。
 体が動かしにくいと、外出もおっくうになりがちですが、家の中に閉じこもって体を動かさずにいると、筋肉や関節がかたくなり、ますます体が動かなくなってしまいます。積極的に外出することで生活にメリハリがつき、心が前向きになって、運動能力が低下するのを防ぐことができます。

(引用資料)
http://www.parkinson.gr.jp/


なるほど・ざ・新製品
第98回『丸伸製作所』
「ミールダイ・ライト」を発売!
ゼンマイ刃の感覚で彫刻刃を
価格も重量もライトになった

 滑ロ伸製作所(京都市山科区西野山射庭ノ上町307−26 電話075−583−5115)では、このほど従来の超高精度刃「ミールダイ」をさらに改良した『ミールダイ・ライト』を開発し、シール印刷業界で注目を集めている。
 同社では2年前に高精度の高速マシニングセンターによる精密切削加工で高精度を実現し、ムラ取りもほとんどなく、作業性も向上した「ミールダイ」を開発したが、データ(CAD・イラストレーターなど)を忠実に再現し、製品のキレが良く、また一体型でのハーフ・フルカットが可能など、ゼンマイで出来ない複雑な形状も可能なことから、すでに多くのシール印刷業者で採用されている。
 今回の「ミールダイ・ライト」は、従来のミールダイの特徴はそのままに、コスト面と使用感をゼンマイ刃に近づけ、使いやすくしたもの。
 用途としては、細部まで表現したい変型や、ゼンマイ刃では作成しにくい小さいもの、・高精度を必要とするものなどになる。ただし、刃長が400mm以下で切削面積の小さいものに限る。
 この他の特徴としては、
 @ゼンマイ刃に近い刃高(高精度の樹脂版を使用)
 A軽量である。
 B取り付け方法がゼンマイ刃と同じでOK。
 Cセット時間の短縮 などがあげられる。
 また、同社ではこれから冬場に向かって発生する静電気対策として、シールの抜き機や、印刷工程に発生する静電気を除去するための紐「NSストリング」(販売は5m単位)を販売している。
 これは静電気を取りたい対象物になるべく近づけて(3cm以内)設置するだけで、驚くほど静電気が除去されるもので、さらに効果を向上させるには、ストリングを2本平行にピンと張りその間を紙、フィルムなどの機材を通洗馬、さらにその効果が得られるとしている。
 同社では11月14日(土)に開催される『第11回ラベル関連ミニ機材展』に、ミールダイ、ミールダイ・ライト、NSストリング等を出展予定。