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No.320  
平成22年9月号  
  東京都ラベル印刷協同組合
  〒111-0051  東京都台東区蔵前4-16-4
編集:広報・情報システム委員会  
TEL(3866)4561 FAX (5821)6443  


ラベルニュースbR20号  メニュー


●ラベルフォーラムジャパン2010 ●第12回ラベル関連ミニ機材展
●連合会が第51回総会 ●源祐が代表者変更
●印刷産業青年連絡協議会が移動サロン&納涼会を開催 ●「印青連見本市2」10月2日に新宿で開催
●青年部がタイへ研修旅行 ●こんな話、あんな話
●印刷の月ポスター決定 ●No.89 健康がいちばん!
   「パソコン病とは」(上)

ラベルフォーラムジャパン2010
2日間で2,800人が来場
デジタル印刷時代の到来を確信

ラベル新聞社主催の「ラベルフォーラムジャパン2010」は、7月22日、23日の2日間、中央区の「ベルサール汐留」で開催されましたが、コンファレンス、テーブルトップショーともに、前回を上回る多くの入場者が訪れ、主催者側の発表で2日間で2,800人が会場を訪れました。


コンファレンスには400人が

テーブルトップショーも盛大に

 同展は国内で開催されるラベル関連のイベントとしては最大級のもので、コンファレンンスは、国内外から29名の講師を招き、二日間で25セッションが実施されました。
 初日はイベントスポンサーとなった、リンテックの大内昭彦社長が基調講演を行い、二日間にわたるイベントの幕が切って落とされました。また、イベント協賛団体の全日本シール印刷協同組合連合会の小宮山光男会長が、ここ最近の連合会としての活動について説明しました。
 初日はこの他にデジタルセッションとして、インキジェット方式デジタル印刷機およびCTPをテーマにラベルコンバーティングの最新情報などが紹介されました。
 また二日目はイベント協賛会社のターサス・グループマネージングエディターのアンディー・トーマス氏が、世界のラベル市場をテーマに基調講演し、続いてラベルコンバータセッションとして、高桑美術印刷とサニーシーリングの二社が酒ラベルと工業ラベルについて講演、さらに全日シールセッションとして業界人五名によるパネルディスカッションが、『ラベルのデジタル印刷における課題と方向性』をテーマに行われ、熱い議論が繰り広げられました。
 また、コンファレンスの最後として、『デジタルセッション』が行われ、ローランド、ディー、ジー、セイコーエプソン、ヒューレッドパッカードの3社が、最新のデジタル印刷技術によるラベル製造についての提案が行われコンファレンスを締めくくりました。
 また、テーブルトップショーも、最先端のラベルコンバーティング技術に基づく資機材が紹介され、60社、84小間に、各社の最新鋭資機材が展示され、多くの来場者が足を運びました。
 中でもテーブルトップショーには、13社がデジタル印刷機を出展し、さながらデジタルプリンターショーのようであったが、コンファレンスでも、デジタル印刷時代の到来を予感させる内容が多かった。
 初日には午後6時より「VIPレセプション」が国内外の業界人が参加して行われ、それぞれが親睦を深める格好の場となった。
 デジタルプリンターは、好むと好まざるとに係わらず、すでに業界では大きな流れとなっており、積極的に導入して、ユーザーのニーズに合わせた使い分けをしていくことが、今後重要になってくるというのが、参加者の一致した声でもあった。



第12回ラベル関連ミニ機材展
今年も11月6日(土)に開催
現在出展申し込み受付け中!

前回の第11回ミニ機材展風景

 組合恒例行事となった『第12回ラベル関連ミニ機材展』は、今年もいよいよ11月6日(土)開催となり、現在出展申し込みを受付け中です。
 ラベル関連ミニ機材展は、平成10年に第1回を開催以来、毎年開催され、平成19年の第10回で当初の開催目的を達成したとして開催を見合わせました。
 しかし、協賛会や組合員から是非再開して欲しいという声が組合に寄せられたために、昨年2年ぶりに第11回目を開催したところ、予想を上回る17社が出展し、180名の入場者が詰めかけました。
 このため、今年も第12回ラベル関連ミニ機材展として開催を決定したもので、現在出展申込を受付け中ですので、出展希望者はお早めにお申し込み下さい。
 昨年はデジタルプリンターの出展が多く目立ちましたが、先日開催されたラベルフォーラムジャパンでも、コンファレンス、テーブルトップショーとも、さながらデジタルプリンターショーの様相を呈していましたが、今回もデジタルプリンターの出展が予想されています。
 また、今回もワンポイントセールスの場として『プレゼンテーション』の場も設けられています。

『第12回ラベル関連ミニ機材展』出展のご案内とお申込書



連合会が第51回総会
事務委託費を継続
審議条件に承認へ

 全日本シール印刷協同組合連合会(小宮山光男会長)の第51回通常総会は、7月16日(金)午後2時より、「リーガロイヤルホテル京都」に於いて開催されました。
 第一号議案・平成二十一年度事業報告書及び関係書類承認の件では、片桐事務局長が内容説明を行い、渡邉監事が監査報告を行い、議長が議場に諮ったところ事務委託費の一部については、今後継続協議をすることを条件に承認された。
 第二号議案・平成二十二年度事業計画案、収支予算並びに経費の付加及び徴収方法決定の件については、片桐事務局長より説明があり、議長が議場に諮ったところ、原案通り承認された。
 第三号議案・平成二十二年度借入金残高最高限度額決定の件と、第四号議案・平成二十二年度役員報酬決定の件についても、片桐事務局長の説明どおりいずれも異議なく承認された。
 第五号議案・定款全文変更の件と、第六号議案・定款変更認可申請における字句の一部修正委任の件についても、片桐事務局長が説明を行い、原案通り可決承認された。
 連合会は六月より事務局を独立移転しており、これに伴って、現行の連合会決算を従来の六月から五月までを、四月から三月までに変更することになり、定款も全文変更することとなった。
 したがって今年度の予算は六月より来年三月までの十ヶ月の変則予算となっており、役員の任期も来年三月末までとなる。



源祐が代表者変更

 協賛会の(株)源祐は、このほど代表取締役社長に渡邊宅己が就任しました。なお渡邊浩氏は相談役に。



印刷産業青年連絡協議会が
移動サロン&納涼会を開催
青年部  高橋浩次

 7月31日、印刷産業青年連絡協議会が「印青連だからこそできる工場見学PART II」と題し、大型バス三台をチャーターし、総勢128名で工場見学を開催、個々の組合では、中々実現出来ない大きなイベントとなりました。
 埼玉県にある貼り箱、パッケージ関連の(株)阿部紙業様、(株)パックウェル様、(株)ナルシマ様、光沢加工会社のムトウ化工紙(株)様、四社にご協力頂きました。
 印刷後のコーティング、パッケージ加工など印刷物を商品にするまでの工程を見学。最近よく見かけるDVD関連のパッケージ作成。印刷、抜き、スジ押し、糊付け(厚紙貼り付け)、折り、と完成までの作業を見学させて頂きました。
 また、雑誌などに付属のCDのケースの作成工程も見せて頂きました。現在、発売されているパッケージは、オリジナルの形状が多く、それぞれ商品に合わせた加工が施されていて、企画段階から細かな修正を行い作業されていました。
 また、全ての会社での管理体制がしっかりされており、勉強させて頂きました。
 主に阿部紙業(株)様では、ポップコーン等を入れる紙パック、POP、展示用スチレンボード等を簡易で組立可能な箱を見学。
 (株)パックウェル様で、厚紙と印刷物を貼り付ける クルミ貼り機と呼ばれるパッケージング機械での加工を見学。また、アステック事業協同組合と協力し外国人技能実習生制度を導入されているそうです。
 (株)ナルシマ様では、印刷から張り合わせ、抜き、折り、仕上げと一貫した加工ラインを見学。現場以外では、福利厚生が充実しており、自社ビル内にフィットネス器具、マッサージ、カラオケなどの施設を完備していました。
 光沢加工会社ムトウ化工紙(株)様では、大型ラミネート加工機、プレスコートなど表面加工を見学。ラベル業界とは、違う表面加工素材、技術を見る事が出来ました。熱圧着による加工の為、工場内の温度の高さに少々驚かされました。
 100名以上で四社見学という強行見学でしたが、運営委員の配慮により滞りなく見学する事が出来ました。ご苦労様です。
 全ての見学終了後、場所を上野 多国籍ダイニング Who's Food'sに移動し納涼会を開催。見学させて頂いた会社の方々も参加して頂き、大いに盛り上がりました。
 沢山の方々と名刺交換、交流の場になり、工場見学、納涼会ともに大盛況に終了しました。印刷関連の他業種を見る聞く事によって、また新たなラベル印刷の展開も考えられる見学会になったと思います。



「印青連見本市2」
10月2日に新宿で開催

 同協議会は、10月2日(土)に、新宿区立新宿文化センターに於いて、「印青連見本市2」を開催する。
 また、受注の機会を増やす・受注の流れ、・受注に関する注意点をテーマにした『売り方教えますセミナー』も同時開催する。
 時間は午前11時から午後5時までで、誰でも入場無料。



青年部がタイへ研修旅行
日栄化工のタイ支社を工場見学
国を挙げて外国企業の投資を全面支援

ニチエイタイランドの前で記念撮影を

観光地世界遺産のアユタヤで

 7月16日〜19日ラベル組合青年部主催(株)日栄化工のタイ支社、ニチエイタイランドへの研修旅行が行われた。
 今回の旅行を計画していただいたのは、東京都ラベル組合青年部、大東マーク工業(株)の清水社長、ツアーを組んでいただいたのは、清水社長の友人であり、長年ラベル組合もお世話になっている名鉄観光さんの小寺さんである。
 清水社長が印刷産業青年連絡協議会(以下、印青連)の役員ということもあり、印青連との初の合同海外研修事業であったが、タイ国内の情勢の悪化により組合での事業からは外れることとなったが、それでも8名程の参加があり他業種からの目線をもった研修で、非常に有意義な研修となった。
 ニチエイタイランドはアユタヤという前王朝があった所、日本で言えば京都や奈良のような場所で、お寺を初め多くの遺跡が世界遺産として登録されている。
 そのアユタヤ内にロジャナ工業団地という広大な工業団地があり、約150社の企業が入っており、そのうち約七割が日系企業で、今回お世話になったニチエイタイランドもこの中にある。
 ニチエイタイランドの工場は約四千坪という大きな敷地の中に、千坪ほどの建物、中にはコーターマシンが二台、スリッター機が三台という設備で、クリーンルームクラス10000を常備しているが実際にはクラス3000程の状態だそうだ。
 今回、工場見学を中心に久津間社長様をはじめ経営幹部の方々、また日本から(株)日栄化工の西崎社長様が来られて、タイの現状と日本との関係の話を聞かせていただいた。
 中国という国は法律がコロコロ変わり、税制の問題等で煩わしい部分がたくさんあり、経営陣にとっては、経営しづらい部分が多くある。また、やはり反日感情もまだまだありコミュニケ―ションの問題もある。
 しかしタイには、タイ人自体の気質もあるが、BOI(タイ投資委員会)という、外資系企業が工場をタイ国内に建てる時に必要なことを請け負ってくれる国家機関の存在もある。
 こうしたことを背景に、近年、大手企業の動きとして、中国から完全または一部の撤退をし、タイへの移行をする企業が増えてきているそうだ。
 BOIを通すことにより、会社が軌道に乗るまで様々な税金の免除等の優遇措置があり、煩わしいことを代行してくれ、国相手のトラブルもなく、非常にスムーズな経営が可能だという。
 つまり国をあげて、外資系企業に対しワンストップサービスを行っているのである。こういった部分では他のアジア諸国とは一歩先を行く国家体制が整っている、と感じた。
 工場見学の後、ご案内いただいた経営陣の方々と楽しい食事会も行われ、先にも書いた他業種からの目線でのお話を、印青連先輩達からお聞きすることもできた。
 また観光の部分では、清水社長はなんと!15回目のタイということもあり最高のおもてなしをしていただいた。
 そして日本に帰ってきてからだが、うれしい話が飛び込んできた、今回の旅行をきっかけに(株)日栄加工が協賛会に入って頂けることとなった、これはひじょうに価値のある事である。
 今回、印青連の方から旅行に参加いただいた、印青連直前会長である(株)田中紙工の田中社長様、(株)東恒紙業社の小川社長様、臼井印刷(株)の臼井常務様、神奈川シール組合から巨エ水マーク製作所の須原専務様、名鉄観光サービス(株)の小寺様、ご参加いただき大変感謝致します、ありがとうございました。
 この大変不況の中ではあるが、二年後今度はたくさんのご参加を頂き、今回以上の有意義な研修旅行が出来ることを望む。(文責・藤井崇徳)



こんな話、あんな話

このコーナーは、一般紙や業界紙などに掲載されていた、ちょっと面白い話、ためになる話を紹介するコーナーです。今回は東京ネームプレート工業協同組合の機関紙編集後記に掲載されていたものから抜粋したものです。

 わが業界を取り巻く品質の基準は厳しい。一万個の銘板の中に直径百分の五ミリのピンホールが、ひとつでもあるとロットアウトで返品になる。その後細かい対策書を書かねばならない。
 なぜ不良が発生したのか、なぜ発見されなかったのか、暫定対策と恒久対策を示せ、等々、厄介な仕事がかぶさってくる。果たしてそこまでやる必要があるのか、と首をかしげたくなる。
 今回トヨタの一連のリコール問題があり、これを機会に品質管理についてももう一度原点から見直す時期が来たような気がする。
 自動車は三万点の部品で構成されているが、その中で重要度に応じて、A、B、C、Dにランク付けがなされている。一番上のAランクはブレーキやアクセル、エンジン、車輪など、不良品が大事故に直結する類のものである。
 これらは「重要保安部品」という名称になっている。リコールの原因になる部品はこのランクに限られている。
 一方、Dランクは不良が事故に直結しない部品である。我々銘板業界の製品の大半はこの類に属すると言ってもいい。
 すべてに完璧な車を作ることは不可能だ。経営資源も限られているし,他社との競争もある。それならば重要保安部品は今までの数倍管理を厳しくし、他の部品は今の過剰品質の体質をもっと削ぎ落とすべきではないだろうか。
 発想を変えないと、グローバルな競争に勝てない体質になる。



印刷の月ポスター決定


 日本印刷産業連合会(猿渡智会長)は、2010年印刷の月PRポスターを一般から公募していたが、このほど最優秀作品が決定し発表された。
 応募総数は一般部門が56点、学生部門が17点の合計73点だった。最優秀賞には凸版印刷コミュニケーション事業本部の山田和美さんが作成したポスター(写真) が選ばれた。



No.89 健康がいちばん!
「パソコン病とは」(上)
マッサージでは直らないコリ

■なぜパソコンのコリはとれないのか
 現代はパソコンの時代。全世界の人々がパソコンを使っています。長時間、座って指と目を酷使するため、「パソコン病」と呼ばれる現代病が現れてきました。
 パソコンで疲れたからマッサージに行く人は多いことでしょう。
 しかしマッサージしている間とその後の少しの時間はラクだけど、また戻ってしまうのではないでしょうか。
 これは、原因であるパソコンをまたやるから戻ってしまうのだと思っているかもしれませんが、そうではありません。実はマッサージではパソコンのコリは根本的には治らないのです。
■表層筋と深層筋(インナーマッスル)
 人間の筋肉・腱には、「1.動かすための筋肉・腱」と「2.支えるための筋肉・腱」があります。動きの筋肉・腱は表面にあります(表層筋)。支えるための筋肉・腱は奥にあります(深層筋)。
 人間が動作をするときは、まず奥の支える筋肉(深層筋・インナーマッスル)が動き、次に表面の筋肉(表層筋)が動くのです。それでスムーズな動きが生まれます。
 ですから深層筋に負担をかけるような姿勢を長く続けたり同じ動作を長く続けると、姿勢を保つための支える筋肉である深層筋がこってきます。
 パソコンはキーボードを指でたたくという動作とマウスを手のひらで掴んで動かす、目で画面を見るという動作です。
 指を使うという動きは、指から腕、肩甲骨、背中に伝わります。長時間やっていると指の腱が痛んできて腱鞘炎になります。腕の腱もこってきて、肩、背中がこってきて、いわゆる肩こりです。
 パソコン作業のように、同じ姿勢で、指や手のひらを弱い力で、同じ動作を長時間繰り返すという動きは、表層筋より深層筋がこってしまいます。これが長時間続けば深層筋はマヒ(拘縮)してしまうのです。
 こるとは、筋肉というバネが伸び縮みしなくなって縮みっぱなしになっている状態です。縮みっぱなしになることを専門用語で「拘縮」といいます。私たちは普通には「マヒ」と言っています。
 また同じ姿勢を保っている時は、深層筋が働いてその姿勢を支えているわけです。
 スポーツなどして、背中や肩がこるときには、表面の表層筋がこるので、コリの感覚は痛む、熱感があるような筋肉痛のときの感覚です。普通にマッサージすれば、表層筋のコリはとれます。
■マッサージでは深層筋のコリが取れない原因
 深層筋がこると、奥が重いという感覚がでてきます。痛くはないのですが重たくだるい。そして揉んでもほぐしてもその重さがとれません。芯が残っているわけです。深層筋がマヒ(拘縮)している時は、マヒをとる必要があります。
 深層筋は骨に付いていて、付着部は腱と呼ばれ、硬いスジになっています。背中では表皮から肋骨まで2センチ、背骨までは4センチほどあるので、そこに届く刺激は普通のマッサージでは難しいのです。それで、マッサージを受けても表層筋のコリがとれるだけで、深層筋のコリは残ってしまうため、すぐに重さが戻ってしまいます。これがマッサージをやっても背中や肩のコリがとれない原因です。
(次回に続く)

 《参考資料》
 http://www.shinshin.info/symptom/pasokonbyo.htm



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