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No.321 | |
平成22年10月号 |
東京都ラベル印刷協同組合 〒111-0051 東京都台東区蔵前4-16-4 |
編集:広報・情報システム委員会 TEL(3866)4561 FAX (5821)6443 |
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●第2回仲間づくりセミナー |
●日印産連設立二十五周年 盛大に記念式典と懇親会を開催 |
●青年部が第2回定例会を開催 | ●第12回ラベル関連ミニ機材展 |
●中小企業憲章 | ●こんな話、あんな話 |
●なるほど・ざ・新製品 第107回『エプソン販売』 |
第2回仲間づくりセミナー | ↑ |
『いかに創るかから、いかに売るかへ』 | |
正札、神奈川も巻きこんで盛大に開催 |
教育経営委員会(臼井利彦委員長)主催の、『第2回仲間づくりセミナー』は、9月22日(水)午後6時より、千代田区の秋葉原中小企業振興公社会議室に於いて開催され、当組合員や、正札シール組合員、神奈川シール組合員、協賛会員など45名が参加しました。
多くの参加者が詰めかけ「第2回仲間づくりセミナー」 |
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同セミナーは、いかに創るかから、いかに売るか≠テーマに、1年前に第1回目を開催し、その際はスクリーン印刷業界から講師を招いて開催し、好評を博したが、今回は同じシール印刷業界から3名の講師を招いて開催したもの。
高橋浩次青年部長の司会で、初めに弓納持理事長が挨拶した後、当組合の(株)ナツメの夏目武臣専務(写真右端)が、自社の紹介と仕事の内容について説明しました。
続いて神奈川県シール印刷協同組合の(株)佐々木シール製作所の佐々木兼一専務(写真中央)が同社の紹介と様々なサンプルを配布して、自社の得意とする分野について説明しました。
最後に正札シール組合副理事長の(株)シール堂印刷代表取締役社長の下山雅彦氏(写真左端)が『事例研究に見る提案営業に必要なこと』と題して、氏の持論を熱く語りました。
関東首都圏組合構想 弓納持理事長が挨拶で
弓納持理事長は、この日の挨拶の中で、一都六県を含めた『関東首都圏組合構想』を明らかにし注目されました。
弓納持理事長は『各組合も組合員の減少に歯止めが掛からず、このままでは組合の存在意義そのものが問われる。特に東京は二つの組合があり、さらに神奈川にも組合があるが、今後を考えた場合に、いずれの組合もその運営は厳しいといわざるを得ない。こんな時に東京だ神奈川だと言っているのではなく、関東首都圏を一つにした広域的組合再編を」と訴えました。
日印産連設立25周年 | ↑ |
盛大に記念式典と懇親会を開催 | |
環境優良工場奨励賞に(株)サンメック |
設立25周年の印刷文化典式典 |
日本印刷産業連合会(猿渡智会長)の、2010年9月印刷の月記念式典・懇親会は、9月15日(水)に、千代田区紀尾井町の「ホテルニューオータニ」に於いて開催されました。
今年は連合会設立二十五周年にあたる事から、「設立二十五周年記念行事」として開催されました。
午後3時からは(株)日本総合研究所副理事長の高橋進氏を講師に「日本経済の現状と展望」をテーマに、記念講演会が行われました。
講演会終了後、午後4時半より記念式典が執り行われ、挨拶に立った猿渡会長は「景気については先行き不透明と言わざるを得ませんが、今後の需要動向・技術革新動向を始め欧米各国における動向等を的確につかみ、委員会活動を通じて情報を提供していくなど、更なる発展に向けて一層の努力をしていく」と語りました。
恒例の日印産連表彰では、全日シール連合会から印刷功労賞として、神奈川県シール印刷協同組合前理事長の佐々木龍二氏が、また印刷振興賞として、(株)タカラ代表取締役社長の津田邦夫氏がそれぞれ表彰されました。
さらに「第9回印刷産業環境優良工場表彰」では、当組合会友のサンメック(株)本社工場(新潟県新潟市)が、奨励賞を受賞しました。
青年部が第2回定例会を開催 | ↑ |
製本組合とグラビア業界からゲスト招き貴重な情報交換 |
活発な意見交換をした青年部例会 |
青年部第2回定例会が8月25日午後7時から「おだいどこ はなれ錦糸町店」にて部員13名・ゲスト3名の16名で行われました。
まず今回の幹事 川端氏・北島(國)氏の司会進行で始まり、高橋部長挨拶、弓納持氏による乾杯と続き、今回特別ゲストとして参加いただいた東京都製本工業組合・東京製本二世連合の日光製本・森岡正博氏、牛kv紙工所・高久雄二郎氏、グラビア業界の旭物産(株)・営業部 山崎俊氏が紹介されました。
森岡氏には、製本組合が今どのような活動をしているのか紹介していただき、高久氏と山崎氏には会社のプレゼンテーションをしていただきました。普段あまり接することのない話でしたので大変興味深く思いました。
そして、しばしの歓談後、印青連工場見学の報告、印青連見本市告知、9月27日に行われるラベル青年部VSスクリーン組合のソフトボール大会の説明があり、最後に今年度から始められた2分間プレゼン(内容は仕事・プライベート・最近話題な事など)ではアイケイ印刷求E栗原正文(マイクロミシン刃の活用法)、(株)北島シール印刷所・北島國芳(印青連で行ったプレゼンの内容と中央会の説明)、(株)サカモトプリンティング・坂本厚朗(二層可変ラベルのサンプル配布と印刷工程の説明)、弥生印刷紙工(株)・川野慶太(自社の取り組みとグリーンプリンティングについて)、大進ラベル印刷(株)・藤井崇徳(他業種の組合に参加し、そこから気が付いた組合活動の活性化案)の5名が、熱心にプレゼンテーションを行いました。
今年の異常な暑さにも負けず、参加された方々の力強さを感じる定例会となりました。
北島(憲)副部長の中締め後、二次会も開かれ、そこではスクリーン・デジタル印刷産業協同組合から宮坂氏・嶋氏、正札シール印刷協同組合青年部の皆様も合流され、活発な交流会ができました。
これから9月、10月とイベントが続きますが、みんなで力を合わせて乗り切っていきましょう。
第12回ラベル関連ミニ機材展 | ↑ |
過去最大の18社が出展 | |
最新鋭機材が一堂に展示 |
恒例の『第12回ラベル関連ミニ機材展』は、今年も11月6日(土)午前10時より、台東区柳橋の『東商センター』展示場で開催されます。
今回は9月末現在で、18社が出展を申し込んでおり、17社だった前回を上回る過去最大の規模で開催されることとなりました。
今回もラベルプリンターや抜き型、ラベル検品機,スリッター、カッター、環境対応型の材料等々が出品される予定で、プレゼンテーションの他に、先に開催された「シールラベルコンテスト」の作品も展示されることになっています。
中小企業憲章 | ↑ |
政府はこのほど『中小企業憲章』を制定した。これは中小企業の意義、役割の重要性、そして中小企業への期待がますます高まっていることを踏まえ政府が閣議決定したもの。
中小企業は、経済を牽引する力であり、社会の主役である。常に時代の先駆けとして積極果敢に挑戦を続け、多くの難局に遭っても、これを乗り越えてきた。戦後復興期には、生活必需品への旺盛な内需を捉えるとともに、輸出で新市場を開拓した。オイルショック時には、省エネを進め、国全体の石油依存度低下にも寄与した。急激な円高に翻弄されても、産地で連携して新分野に挑み、バブル崩壊後もインターネットの活用などで活路を見出した。
我が国は、現在、世界的な不況、環境・エネルギー制約、少子高齢化などによる停滞に直面している。中小企業がその力と才能を発揮することが、疲弊する地方経済を活気づけ、同時にアジアなどの新興国の成長をも取り込み日本の新しい未来を切り拓く上で不可欠である。
政府が中核となり、国の総力を挙げて、中小企業の持つ個性や可能性を存分に伸ばし、自立する中小企業を励まし、困っている中小企業を支え、そして、どんな問題も中小企業の立場で考えていく。これにより、中小企業が光り輝き、もって、安定的で活力ある経済と豊かな国民生活が実現されるよう、ここに中小企業憲章を定める
こんな話、あんな話 | ↑ |
人材の確保育成が重点課題 |
このコーナーは、一般紙や業界紙などに掲載されていた、ちょっと面白い話、ためになる話を紹介するコーナーです。今回は中小企業基盤整備機構発行の『中小企業振興』に掲載された中小企業長官に就任した高原一郎氏のインタビューから抜粋したものです。
--- 当面の中小企業対策の課題は。
『やはり人≠フ問題が最重要課題。中小企業者の中には、今が人材確保のチャンスと受け止めているところもある。地域経済の中で、中小企業がどういう形で人材を確保していくか、その社会的なルールがまだ確立していないので、確立させていくことが重要である。中小企業金融支援については一昨年以来様々な形、最近では景気対応緊急保証を含めて実施しているが、目先の金融需要は業況の厳しさを受け減少、中小企業向け融資の返済条件などが厳しくなっているので、その辺を十分配慮する必要がある。
--- これらの思索を実施する上での課題は。
『いわゆるビジネスをサポートしていくタイプの施策は事業を実施する中で社会経済のシステムとして残っていく。制度として改善点を見据えて中小企業の活動が良いものに発展していくという、次のステップへの検討を行うことが重要である。
無料。
なるほど・ざ・新製品 | ↑ |
第107回「エプソン販売」 | |
産業用インクジェットデジタルラベル印刷機 | |
「Sure Press L−4033A」を発売 小ロットラベルの高い生産効率を実現 |
エプソン販売株式会社(本社・新宿区西新宿6−24−1 電話03‐5321‐9733)では、産業用インクジェットデジタルラベル印刷機の新商品として、高画質で安定した印刷と、シンプルかつ優れた操作性で小ロットラベルの高い生産効率を実現する『SurePress(シュアプレス)L‐4033A』を、2010年10月から順次販売開始する。
同機は精密なドット吐出が可能なエプソン独自の「マイクロピエゾヘッド」を15個配置した新開発のプリント機構により、正確で安定した品質で、滑らかなグラデーションはもちろん細かい文字やバーコードなどもシャープに表現できるのが特長。
また、新開発の水性顔料インク「SurePress AQ ink」を搭載。オレンジ・グリーンインクを含めた6色構成で、食品ラベルなどに用いる素材の写真もシズル感の高い色表現を実現する。
ブラックはフォトブラックに加えマットブラックを搭載し、高濃度な墨文字表現が可能。
さらにトリートメント加工などの後処理は不要。インクジェット用コート層が無い印刷本紙にも高画質印刷が可能で、高い耐久性(耐擦性・耐水性・耐光性)を実現できるのも大きな特長。
DTPデータをパソコンから直接印刷することが可能で、印刷ワークフローを簡略化でき、生産効率を大幅に改善できると同時に、従来のアナログ印刷工程と比べ、廃インク・損紙を最小限に抑えます。
本体価格は2500万円から3000万円。
機械仕様は次の通り。
▼印刷速度 紙系:5m/分、3.6m/分、2.8m/分 フィルム系:1.4m/分▼1フレームサイズ330mm×914mm▼対応基材・素材 紙系:上質紙・キャスト紙・アート紙 フィルム系:合成紙・PET・PP▼ロール幅 最小幅80mm/最大330mm▼外形寸法(W×D×H) 本体:3730mm×1450×1880 巻取り部:920mm×900×1000▼重量 本体:約1670kg 巻取り部:約180kg▼インターフェイス Ethernet1000Base−T▼電源仕様 3相 AC200V 30A
※11月6日(土)開催の、「ラベル関連ミニ機材展」に出展します。