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No.328 | |
平成23年6月号 |
東京都ラベル印刷協同組合 〒111-0051 東京都台東区蔵前4-16-4 |
編集:広報・情報システム委員会 TEL(3866)4561 FAX (5821)6443 |
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●第45回通常総会を開催 | ●青年部が第27回総会を開催 |
●こんな話、あんな話 |
●No.95 健康がいちばん! 動悸や息切れ、不整脈とは? |
●なるほど・ざ・新製品 第112回『丸伸製作所』 |
第45回通常総会を開催 | ↑ |
「震災で改めて協同組合の力を再認識」 これまで以上の結束を呼びかける | |
弓納持理事長が三選される 新常務理事に平山、西村両氏を選出 |
組合は五月二十三日午後四時より、「第四十五回通常総会」を、日暮里のホテルラングウッドに於いて開催し、各議案をすべて満場一致で可決承認、平成二十三年度事業がスタートしました。任期満了に伴う役員改選では、弓納持理事長が三選され、三役は留任、新常務理事に平山良一氏(日本ラベル)と、西村仁氏(シーレックス)が就任しました。
各議案が承認された第45回通常総会 |
総会は高橋邦浩理事の司会で、出席状況報告、弓納持理事長の挨拶の後、議長に渡邉正一顧問を選出、議案の審議に移りました。
第一号議案・平成二十二年度事業報告承認の件は、本間敏道専務理事が原案を朗読し、満場一致で可決承認、第二号議案・平成二十三年度貸借対照表・損益計算書及び財産目録承認の件で本間専務理事が、貸借対照表及び財産目録を朗読し、原案通り満場一致で可決承認されました。
第三号議案・平成二十二年度剰余金処分案決定の件では、本間専務理事が朗読し、続いて栗原逸郎監事が監査報告を行い、満場一致で可決承認されました。
第四号議案・平成二十三年度事業計画承認の件は、本間専務理事が事業計画の主旨説明を行い、原案通り可決承認され、第五号議案・平成二十三年度における収支予算ならびに経費の賦課金徴収方法決定の件では、本間専務理事が説明し、いずれも満場一致で可決承認されました。
第六号議案・平成二十三年度における借り入れ金額の最高限度額決定の件については、従来どおり二千万円としたいと説明があり、第七号議案・役員報酬決定の件でも従来どおり支給しない旨を説明し、いずれも満場一致で可決承認されました。
最後に第八号議案・任期満了に伴う役員改選の件では、議長より指名推薦制を採りたいと提案があり、全員の承認を得たため、議長は森田賢理事を選考委員長に、坂内仁英理事、植田治司理事、臼井利彦理事を委員に指名し、別室に於いて選考委員会を開いた結果、十四名の理事候補が指名され、総会に諮ったところ、全員が理事として承認されました。
引き続き第一回目の理事会が別室において開催され、全員一致で弓納持理事長が三選され、副理事長に野尻公義氏、専務理事に本間敏道氏が選出され、三役は留任となり、新常務理事には平山良一氏と西村仁氏が選ばれ、清宮和夫氏も留任となり、本間専務理事より新役員が発表され、総会は無事終了いたしました。
総会終了後、別室に於いて午後六時より協賛会員も交えて懇親会が開催され、司会の本間専務理事が「先の東日本大震災で被災された方に心よりお見舞い申し上げます」と挨拶し、新役員の紹介を行いました。
続いて挨拶に立った弓納持理事長は「先ほど行われました総会において、各議案ともすべて満場一致で承認され、新役員も選出されて、平成二十三年度の事業をスタートすることとなりました。私は渡辺前理事長の後を受けて理事長に就任し、早いもので二期四年が経過いたしました。当初は今期限りで理事長の職を辞するつもりでいましたが、私の後を引き受けていただける方がなかなかおらず、何とかもう一期という声に負け、組合員全員の協力が頂けるならという条件で、先ほどの総会で出席者全員のご賛同を頂いた訳です。そもそも私のような微力な者が、この四年間何とか理事長と言う大役を務めることができたのも、組合員や協賛会、そして事務局の全面的な協力があったからこそで、この場をお借りして改めて感謝と、そしてさらに今後も引き続きご協力をお願いしたい」と語りました。
さらに「二年後にはまた私に代わる人材が育ってきておりますので、この二年間は次の理事長にバトンタッチするまでの地ならしの期間だと認識しております。この四年間私が理事長としてやってきたことは、決して間違っていなかったと自負しております。長年訴え続けてきた、連合会の改革についても、昨年六月に事務局の独立という形で、その結果が見られたことは大きな前進であり、当組合の中でも二人の員外理事を擁して、様々な事業を展開できたことは他の組合には例の無い点であったと思います」と、これまでの実績を強調しました。
また「三月の東日本大震災によって、日本経済は当分大きな影響を受けるでしょう。しかし、東北のみならず日本は必ず不死鳥のようにまたよみがえるものと確信しています。そしてシール・ラベル業界も、物が作られる以上けっして悲観することはありません。一社ではできないことを数の力でというのが、協同組合本来の精神です。その精神をいかんなく発揮したのが今回の震災でした」と、協同組合の精神を今後も発揮していきたいと力強く三期目への抱負を語りました。
この後来賓挨拶として、東京都中小企業団体中央会総務課長の蔵本篤之氏と、協賛会会長の大内昭彦氏からそれぞれ祝辞を頂戴し、松本一男相談役の音頭で乾杯し、なごやかな懇親が繰り広げられ、途中で東日本大震災への義援金を募るため、若手によるゲーム形式の募金が行われ、当日集まった義援金は東北シールラベル印刷協同組合に贈ることとなり、午後八時前に山本進平相談役による三本締めで、無事お開きとなりました。
新役員は次の通り。
■理事長=弓納持 昇(昇栄シール・留任)
■副理事長=野尻公義(弥生印刷紙工・留任)
■専務理事=本間敏道(員外理事・留任)
■常務理事=平山良一(日本ラベル・新任) 西村仁(シーレックス・新任) 清宮和夫(員外理事・留任)
■理事=植田治司(丸吾・留任) 坂内仁英(光英堂シール印刷・留任) 平田登起男(平和堂印刷所・留任) 森田賢(モリタプレス印刷・留任) 近藤健司(宣進印刷・留任) 臼井利彦(臼井特殊印刷・留任) 高橋邦浩(アームシール・留任) 栗原正文(アイケイ印刷・留任)
■監事=栗原逸郎(アイケイ印刷・留任) 田中健二(フジタ印刷・留任)
平成二十三年度事業計画は次の通り。
1.技術・環境対策委員会青年部が第27回総会を開催 | ↑ |
新部長に北島憲高氏が就任 | |
節電のための分散操業なども |
第27回青年部通常総会風景 |
青年部の総会は五月十三日(金)午後六時半より、台東区上野公園の「グリーンパーク」に於いて、第二十七回総会を開催しました。
総会は弓納持大輔理事の司会で、始めに高橋浩次部長の挨拶の後、議長に高橋部長を選任して議案の審議に入りました。
第一号議案・平成二十二年度事業報告(藤井雅一)、第二号議案・平成二十一年度会計報告(森田修)、第三号議案・平成二十二年度監査報告(栗原正文)、第四号議案・平成二十三年度役員改選案(北島憲高)、第五号議案・平成二十三年度事業計画(岡崎敦彦)、第六号議案・平成二十三年度予算案(川端信夫)の各議案は、満場一致で可決承認された。
総会終了後、引き続き懇親会が開催され、北島新部長は「部長として選出されましたが、なにぶん力不足ですので、よろしくご協力をお願いします」と挨拶しました。
来賓祝辞として親組合より弓納持理事長、東京都正札シール組合青年部長の鈴木健二氏、神奈川県シール組合青年部長の堀木淳謙一氏が挨拶の後、専務理事の本間敏道氏の音頭で全員で乾杯しました。
また、今年で青年部を卒業することになった、保田和重氏に記念品が贈呈されまた、三人の新入部員も紹介されました。
新役員は次の通り。
■部長・北島憲高(北島シール印刷所)
■副部長・川端信夫(信星シール) 高橋浩次(アームシール)
■理事・清水佳則(大東マーク工業) 藤井雅一(フジラベル印刷) 弓納持大輔(昇栄シール) 藤井崇徳(大進ラベル)
■監査・岡崎敦彦(宣広プロ)
■顧問・臼井利彦(臼井特殊印刷) 保田和重(ホダ印刷)
平成二十三年度事業計画
基本方針
三月十一日、未曾有の大災害となった東日本大震災の影響は我々の業界にも影響を及ぼしました。ただでさえ不況の真っ只中にあった日本経済が、この災害の影響でまったく予測できない混沌とした状況になっています。
こうした復興の最中、使用電力の節電・抑制などエコロジーを意識していくことも今後の課題の一つです。
またそのような中で、いかにシールと言う印刷物を売り込めるかと言うことを考えていかなければなりません。
被災現地では今はまだ復興中ですが、我々は少しでも多く日本経済の復興の一端を担っていけるよう、頑張っていきましょう。
来年度には全日本シール印刷協同組合連合会の年次大会が、我々ラベル組合が担当幹事団体として開催されます。JSのイベントを担当するに当たって、青年部全員で一致団結して乗り越えていきましょう。
こんな話、あんな話 | ↑ |
このコーナーは、一般紙や業界紙などに掲載されていた、ちょっと面白い話、ためになる話を紹介するコーナーです。
今回は「中小企業だより五月号せいろん」に掲載された関東グラビア協同組合の田口薫理事長の投稿記事からの抜粋です。
石原知事の発言について
三月十五日の毎日新聞記事の中で、石原都知事が「大震災は天罰だ」といって物議をかもしました。被災地をはじめ各方面からの抗議ですぐ撤回されました。知事の発言の真意は、昨年話題となった年金詐取事件の際「親が死んで三十年も放置することは、日本の歴史の中になかった事だ」とコメントしていることです。
中 略
ともかくこの困難な時期は利己ではなく利他の精神で貴重なフィルム、インキ、溶剤、電気、ガソリン、経由、重油等あらゆる原材料を大切に扱い、合わせて社員一人一人の汗と努力を尊重していただきたい。
現在顧客から求められる品質、サービスは一般常識をはるかに逸脱した過剰なる物を要求されています。虫メガネ品質で貴重な血と汗の結晶を簡単に廃棄物にしないでいただきたい。
使えるものは使っていただくよう顧客に交渉する労を惜しまないで頂きたいと思います。大震災の過を契機としてモノや人の大切さを見直すことで省エネ、省資源という福に置き換えていきましょう。
過剰品質から適正品質へ、激安価格から適正価格へ、ライフラインを担っている軟包装の重要な使命に業界人自身が目覚め、自社の製品を大切にしましょう。
顧客にも大いに訴えてください。最後に東日本以外の同業の方々に於かれましては、同業で苦しんでいる企業を思いやり、この際にシェアを奪うが如き営業活動は、厳に謹んでいただきたいとおもいます。
No.95 健康がいちばん! | ↑ |
動悸や息切れ、不整脈とは? | |
いずれも心臓からのシグナル |
不整脈の場合検査、ときどき思いついたように発生するもの、発作のように一定の時間に限って持続するものなど、いつ検査しても現れる場合と、またその形態や頻度はさまざまです。
そのため、ご自宅などで生活していて、動悸を感じたために病院にいって心電図検査を受けたものの、不整脈が発見できない、というケースが多々あります。
また、不整脈の出方には、精神的な要素も大きく関与しています。そのため、病院では現れるがご自宅では現れない、逆にご自宅でのんびりとくつろいでいるときや安静時に現れるものなど、さまざまです
<<参考・引用資料>>
http://www.ladyworry.com/arrhythmia/
なるほど・ざ・新製品 | ↑ |
第112回「丸伸製作所」 | |
どこにでも好きな所に貼って 静電気を除去「NS-TACK」発売 | |
高演色性の「LED蛍光灯 美蛍」も |
(株)丸伸製作所(本社・京都府京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町二七 電話075-583-5115)では、静電気を除去する働きを持ったシール・ラベル「NS-TACK」を発売し、各方面から好評を博している。
同社ではこれまでにもシール印刷の抜きや印刷工程に発する静電気対策としてNSストリング(紐タイプ)やNSクロス(布タイプ)、NSリキッド(液状タイプ)を発売し、シール印刷業界で大きな実績を上げていたが、今回新たにさらに使い勝手の良い「NS-TACK」を発売した。
「NS-TACK」は、静電気をコロナ放電で中和し、剥離紙を剥がすだけでどこにでも、好きな形状にカットし、好きな所に貼って使用できるため、非常に使い勝手が良いと、すでに多くのシール印刷業者で採用されている。
どこにでも好きな所に、必要なサイズにカットして使用できるため、シール印刷分野以外でも、半導体製品、電子機器、電子部品などの近くに、HDD(ハードディスク)、スマートフォン、PCの保護に、弱電製品の内部、静電気の起こりやすい工業機械、可燃性気体や火薬の取り扱いの容器等々、アイデア次第で無限の使い方ができるとしている。
また、同社ではこのほど夏場の電力不足への対応策として、「LED蛍光灯 美蛍」の取り扱いも始め、すでに多くの問い合わせが寄せられている。
LED蛍光灯は、省エネ対策の切り札として数年前から一般家庭でも切り替えが進んでいるが、この「LED蛍光灯 美蛍」は、高演色タイプの蛍光灯として注目されている。
演色性というのは、光源の種類によって、対象物の色の見え方が異なり、色の見え方に及ぼす光源の性質のことを言う。一般的には、演色性の良いランプは、色の見え方が良い、演色性の劣るランプは、色の見え方が悪いと言われている。
色の見え方の良い、悪いを表す代表的な指数が、平均演色評価数(Ra)と呼ばれ、基準光で見た各色彩に対しそれぞれのランプで証明したときの、各色彩の再現がどれだけ忠実かを示しており、この「LED蛍光灯 美蛍Ra92」は、その高い演色性が証明されている。(一般蛍光灯Ra70)
同社ではまだ価格的には高いが、省エネ効果も高く、一度使って戴ければ、その効果を実感してもらえると自信を持っている。