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No.350
平成25年6月号
東京都ラベル印刷協同組合
〒111-0051  東京都台東区蔵前4-16-4
編集:広報・情報システム委員会
TEL(3866)4561 FAX (5821)6443


ラベルニュースNo.350  メニュー

第47回通常総会を開催
新理事長に平山良一氏を選出

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  平成25年度第47回通常総会は、5月23日(木)午後4時半より、日暮里のホテルラングウッドにおいて開催され、任期満了に伴う役員改選では、新理事長に平山良一氏が選出され、三期6年の弓納持体制を引き継ぐことになり、副理事長には近藤建司氏が選出されました。


第47回通常総会風景と挨拶する平山良一新理事長

  総会は高橋邦浩理事の司会で、出席状況報告、弓納持理事長の挨拶の後、議長に渡邉正一顧問を選出、議案の審議に移りました。
  第一号議案・平成24年度事業報告及び決算関係書類承認の件は、本間敏道専務理事が原案を朗読し、満場一致で可決承認、第二号議案・平成25年度事業計画、収支予算並びに経費の賦課及び徴収方法決定の件で本間専務理事が、貸借対照表及び財産目録を朗読し、続いて野尻副理事長が監査報告(代理)を行い、満場一致で可決承認されました。
  第三号議案・平成24年度における借り入れ金額の最高限度額決定の件については、従来どおり二千万円としたいと説明があり、第四号議案・役員報酬決定の件でも従来どおり支給しない旨を説明し、いずれも満場一致で可決承認されました。
  第五号議案・定款(全文)の件では、本間専務理事が定款変更の理由について説明し、第六号議案・定款変更認可申請における字句一部修正委任の件とともに満場一致で可決承認されました。
  第七号議案・任期満了に伴う役員改選の件では、議長より指名推薦制を採りたいと提案があり、全員の承認を得たため、議長は森田賢理事を選考委員長に、坂内仁英理事、植田治司理事、高橋邦浩理事を委員に指名し、別室に於いて選考委員会を開いた結果、15名の理事候補が指名され、総会に諮ったところ、全員が理事として承認されました。


近藤建司副理事長


北島憲高理事

  引き続き第1回目の理事会が別室において開平山良一氏が新理事長に選出され、副理事長に近藤建司氏、専務理事に本間敏道氏が選出され、常務理事には弓納持昇氏と西村仁氏、清宮和夫氏が選ばれ、本間専務理事より新役員が発表され、総会は無事終了いたしました。

  総会終了後、別室に於いて午後6時より本間専務理事の司会で協賛会員も交えて懇親会が開催され、挨拶に立った平山新理事長は「先ほどの総会で弓納持理事長の後を受けて新理事長に選出されました。若輩でありますが、以後よろしくお願いいたします。さて、組合は5月より家賃収入がなくなり厳しい財政不足に陥っています。組合にはすでに特許はなく、組合に参加することの意味が見出せない、組合の存在意義が問われ、さらに組合の役員の献身的な努力によって組合が維持されており、また、知識の宝庫でもある専務理事の定年も近付いているという問題があります」とした上でその解決策として、
  「予算の問題は人件費の削減とともに賦課金の見直し、組合事業の拡大など増収の手立てを考えてまいります。組合の意義については情報や知識の発信基地としての役割を組合が担うこと、組合の活動に参加することで他の組合員と経営について語りい、楽しい時間が持てる場にするといった組合員のニーズに合った活動をして意義を見出して参ります。役員の件については、組合員の皆さんに支部会に参加していただいて、組合運営について意見を頂戴し、役員をやっていただける方はどしどし手を挙げていただきたいと思っています。『組合は参加すると楽しい、ためになる』をキーワードに、一社ではできないことを皆で集まって活動していきたいと考えていますので、組合員、協賛会の方々のご協力をお願いいたしますと」挨拶しました。
  この後来賓挨拶として、東京都中小企業団体中央会総務課長の蔵本篤之氏と、協賛会会長の大内昭彦氏からそれぞれ祝辞を頂戴し、渡邉正一顧問の音頭で乾杯し、なごやかな懇親が繰り広げられ、午後八時前に山本進平相談役による三本締めで、無事お開きとなりました。

新役員は次の通り。
■理事長・平山良一((株)日本ラベル)
■副理事長・近藤建司(宣進印刷(株))
■専務理事・本間敏道(事務局・員外)
■常務理事・弓納持昇((有)昇栄シール)、西村仁(シーレックス(株))、清宮和夫(清宮企画・員外)
■理事・平田登起男((有)平和堂印刷所)、森田賢((有)モリタプレス印刷)、坂内仁英((有)光英堂シール印刷)、植田治司((株)丸吾)、高橋邦浩((有)アームシール)、臼井利彦(臼井特殊印刷(株))、栗原正文(アイケイ印刷(有))、野尻公義(弥生印刷紙工(株))、北島憲高((株)北島シール印刷所)

平成二十五年度事業計画は次の通り。

  1. 技術・環境対策委員会
      新技術、新商品の積極的な開発と環境問題、リサイクル化に取組む
    1. ラベル関連ミニ機材展の開催
    2. RPF化によるリサイクル化事業のさらなる普及・啓蒙
    3. 従業員の健康管理のための職場の作業環境の改善に努める。
    4. 最新特許情報の収集とその周知に努めるとともに、業界に埋もれている特許の掘り出しと、その有効活用を図る
    5. デジタルプリンターとの共存についての研究開発。
  2. 教育・経営委員会
      経営者と従業員の意識改革と、資質の向上を目的にした各種事業を実施する。
    1. 小規模・零細企業向けの簡易版事業継続計画(BCP)の作成
    2. 人材の育成を目指した、経営者、従業員対象のセミナーの開催
    3. シール印刷グリーンプリンティング(GP)認定制度取得の支援
  3. 広報・情報システム化委員会
      組合員に対し迅速な情報の提供と、組合事業の広報活動を積極的に行い、多様な情報化時代への対応をはかる。
    1. 組合機関紙『ラベルニュース』のよりいっそうの紙面充実をはかる。
    2. 組合ホームページの内容について、大幅な見直しとその活用方法の研究
    3. 金融情報や東京都などの助成金情報の迅速な提供をはかる。
    4. 「2013・2014年版組合員名簿」の作成。
  4. 福利厚生委員会
      組合員および従業員の福利厚生に関する各種事業を行い、ゆとりと余裕のある労働環境構築に努める。
    1. 従業員対象のメンタルヘルス対策の徹底
    2. 組合研修旅行の実施と組合員、従業員を対象にした福利厚生事業の充実
    3. 育児休業や介護休業法など関連法規の周知徹底。
  5. 事業委員会
      組合財政の基盤強化のために、副資材の共同購入と新たな事業収入の道を探る。
    1. 雄型用紙等、副資材等組合取扱商品の使用方法をホームページで紹介
    2. 組合オリジナル取扱商品の調査・研究に努める。
    3. 組合取扱商品の拡大とキャンペーンの実施。
  6. 事業継続計画(BCP)作成特別委員会
    1. 有事の際における事業継続計画(BCP)の小規模・零細企業版の作成
    2. 緊急時相互委託生産協定の具体化に取り組む。
    3. 連合会をも巻き込んだ全国レベルでの運動への格上げ。



青年部が第29回通常総会を開催
新部長に川端信夫氏が就任
三協組との交流をさらに活発

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総会と新部長の川端信夫氏

  青年部の第29回通常総会は、5月17日午後6時半より「上野グリーンパーク」に於いて開催され、事業計画などを承認、任期満了に伴う役員改選では、新部長に川端信夫氏が選出され、新たなスタートが切られました。
  総会は藤井雅一理事の司会で始めに北島憲高部長が挨拶し、各議案の審議に入りました。
  第一号議案・平成24年度事業報告、第二号議案・平成24年度会計報告、第三号議案・平成24年度監査報告を承認した後、第四号議案・平成25年度役員改選に移り、新部長に川端信夫氏が選出され、第五号議案・平成25年度事業計画案、第六号議案・平成25年度予算案をすべて承認しました。
  引き続き懇親会に移り、新部長に就任した川端信夫氏が今後も三協組との交流を一層深めていきたい」と挨拶しこのあと来賓挨拶として、弓納持昇理事長、東京都正札シール印刷協同組合青年部の竹岡慎一部長、神奈川県シール印刷協同組合青年部の堀木淳一部長が祝辞を述べ、組合の本間敏道専務理事の音頭で乾杯しました。

  平成二十四年度事業計画は次の通り。
  事業方針
  1.青年部の活動促進、部員相互の交流
  2.他協組青年部との研修および交流
  3.定期的な勉強会・研修会の開催。
  4.印青連を通じて同業種・異業種との交流。
  5.インターネットを通じた情報交換や交流(FACEBOOKなど)。
  新役員は次の通り。
  ■部長・川端信夫(信星シール)
  ■副部長・藤井崇徳(大進ラベル印刷)
  ■副部長会計・北島憲高(北島シール印刷所)
  ■理事・清水佳則(大東マーク工業)、藤井雅一(フジラベル印刷)、弓納持大輔(昇栄シール)、飯村健(幸特殊印刷)
  ■監査・北島國芳(北島シール印刷所)



ご存知ですか?
高年齢者雇用安定法の改正で65歳までの雇用義務付け

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  急速な高齢化の進行に対応し、高年齢者が少なくとも年金受給開始年齢までは意欲と能力に応じて働き続けられる環境の整備を目的として、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」(高年齢者雇用安定法)の一部が改正され、平成25年4月1日から施行されました。
  今回の改正は、定年に達した人を引き続き雇用する「継続雇用制度」の対象者を労使協定で限定できる仕組みの廃止などを内容としています。改正のポイントとしては、

(1)継続雇用制度の対象者を限定できる仕組みの廃止
  65歳未満の定年を定めている事業主が、高年齢者雇用確保措置(裏面参照)として継続雇用制度を導入する場合、現行の法律では、継続雇用の対象者を限定する基準を労使協定で定めることができます。今回の改正でこの仕組みが廃止され、平成25年4月1日からは、希望者全員を継続雇用制度の対象とすることが必要になります。
【経過措置】
  ただし、以下の経過措置が認められています。平成25年3月31日までに継続雇用制度の対象者の基準を労使協定で設けている場合。
   ◆たとえば、平成28年3月31日までの間は、61歳未満の人については希望者全員を対象にしなければなりませんが、61歳以上の人については基準に適合する人に限定することができます。
(2)継続雇用制度の対象者を雇用する企業の範囲を拡大
  定年を迎えた高年齢者の継続雇用先を、自社だけでなく、グループ内の他の会社(子会社や関連会社など)まで広げることができるようになります。
  子会社とは、議決権の過半数を有しているなど支配力を及ぼしている企業であり、関連会社とは、議決権を20%以上有しているなど影響力を及ぼしている企業です。 この場合、継続雇用についての事業主間の契約が必要になります。
(3)義務違反に対する企業の公表規定の導入
  高年齢者雇用確保措置を実施していない企業に対しては、労働局、ハローワークが指導を実施します。
  指導後も改善がみられない企業に対しては、高年齢者雇用確保措置義務に関する勧告を行い、それでも法律違反が是正されない場合は企業名を公表することがあります。
(4)高年齢者雇用確保措置実施及び運用に関する指針
  対象者基準の廃止後の継続雇用制度の円滑な運用に資するよう、企業現場の取扱いについて労使双方に分かりやすく示すため、高年齢者確保措置の実施及び運用に関する指針を新たに策定。
指針のポイント
○継続雇用制度についての留意事項
  ・継続雇用制度を導入する場合には、希望者全員を対象とする制度とする。
  ・就業規則に定める解雇・退職事由(年齢に係るものを除く)に該当する場合には 継続雇用しないことができる。
  ・就業規則に定める解雇・退職事由と同一の事由を、継続雇用しないことができる 事由として解雇・退職の規定とは別に就業規則に定めることもできる。なお、解雇事由又は退職事由とは異なる運営基準を設けることは改正法の趣旨を没却するおそれがあることに留意する。
  ・ただし、継続雇用しないことについては、客観的に合理的な理由があり、社会通 念上相当であることが求められると考えられることに留意する。

  改正法や高年齢者雇用確保措置について詳しくは、最寄りのハローワークへ。



No.113 健康がいちばん!
大流行の「風疹」とは
妊娠初期間女性は要注意

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■風疹とは
  今年になってまた風疹が大流行の兆しを見せています。5月現在で昨年一年間の二倍以上と感染者が報告されています。特に首都圏と近畿地方に多く発症しています。
  風疹は麻疹(はしか)と似ているため、「3日はしか」と日本ではよく呼ばれています。麻疹と似ていて重症化はしないものの、合併症の心配があります。ちなみに、風疹と麻疹は全く別の病気です。伝染力は水痘(水疱瘡)や麻疹よりは弱いそうです。
  一度、風疹にかかった人は免疫ができるので、二度とかからないといわれていますが、まれに再感染する場合もあります。
  風疹は発熱と、赤くて細かい発疹という全身症状が特徴です。
  しかし、発熱や発疹より先に耳の後ろから首筋にかけて、リンパ節の腫れが起こってきます。
  このリンパ節の腫れは比較的大きいものなので、抑えると痛みを感じたりするので、見過ごしたりということはまずないと思います。小さく淡い赤色の発疹は、顔から始まり、急速に体や手足に広がっていきます。
  手足に発疹が出ると、顔の発疹は消え始めます。すべての発疹が消えるまで、3〜5日くらいです。発疹と特徴的なリンパ節の腫れがあると、風疹と診断できます。
  しかし、リンゴ病、夏風邪による発疹症、溶連菌感染症などは風疹と類似するため、発疹だけではお医者さんも診断しにくいようです。血液検査で風疹に対する抗体価の変化があれば、風疹だと診断できるようです。
■妊娠初期にかかると怖い風疹
  これから妊娠を希望する女性、妊娠の経験のある女性、現在、妊娠中の女性には、一度は耳にしたことがあるかと思います。妊娠中に風疹にかかると、どんなリスクがあるのか詳しく知っていますか?
  風疹自体は、軽度の感染症なのでそこまで怖い病気ではないのです。
  症状は発疹、発熱(37度台くらいでそこまで高くありません)、リンパ節の腫れ、関節炎、関節痛などです。しかし、妊娠初期に感染すると、胎児に影響が出てしまう可能性がとても高くなります。
  胎児感染が起こり、お腹の赤ちゃんは白内障や緑内障などの眼の症状、先天性の心疾患、感音性難聴などの症状があらわれる先天性風疹症候群を引き起こすことがあります。女性は、「妊娠する前」に風疹のワクチン接種を行い、免疫を獲得しておくことが大切です。
  もしも、妊娠する前に風疹ワクチンを受けていなかった場合、先天性風疹症候群を防ぐ方法としては、妊娠のなるべく早い時期に風疹HI抗体価を測定することです。
  ほとんどの産婦人科で、妊娠初期の検査のひとつとして行われています。もし、その検査で抗体陰性または抗体価の低かった場合、人ごみや子供の多い場所を避けましょう。
  同居家族に風疹ワクチンを接種してもらうことが必要です。そして、出産後、風疹ワクチンを接種しましょう。この抗体価はだんだん低下してしまうものなので、ワクチンを接種したこのある妊婦さんでも抗体測定をすることをおすすめします。

[参考資料]
http://hushin.web.fc2.com/ryuko.html



なるほど・ざ・新製品 第120回「太陽機械製作所」
オフセット間欠輪転ラベル印刷機を販売
太陽機械製作所が輸入販売契約を
中国の浙江煒岡机機有限公司と

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  (株)太陽機械製作所(岡倉登社長 大田区大森西1−17−22 TEL:03-3764-6127)では、中国の大手ラベル印刷機メーカーである、浙江煒岡机機有限公司製のオフセット間欠輪転ラベル印刷機「ZX−320」の輸入販売を開始しました。
  同機はCMYKとニスの五色機であるが、水ありのUVオフセット印刷機で、ACサーボモーターによる各ユニットの単独駆動が可能です。
  主な用途はラベル用途であるが、それ以外にも狭幅製品にも適用できるとされている。厚みは40g/m2から350g/m2まで対応できるため、厚手の粘着紙への印刷も可能。
  浙江煒岡机機有限公司は、浙江省温州市に本社を置く、中国ではトップクラスのラベル印刷機メーカーで、これまでに中国国内を中心にオフセット間欠輪転ラベル印刷機や周辺機器を製造販売し、従業員数は230名、今回の「ZX−320」は、これまで累計で250台を販売している。
  また、印刷機と加工機を含めるとこれまでに五千台を販売しており、海外70ヶ国にも販売実績がある。
  太陽機械製作所では、同社と日本国内のラベル印刷機市場における総輸入元契約を締結し、将来の共同開発を含めた業務提携に関し基本合意したと、4月18日に記者発表している。
  それによると太陽機械製作所では、浙江煒岡机機有限公司の製造するオフセット間欠ラベル印刷機」シリーズを販売するとともに、同期のメンテナンスを含めた包括的販売サービスを国内ラベル印刷市場に提供するとしている。
  また、日本市場における同機の特殊装置その他装備については今後協議の上、協力体制を構築するとしており、同社では7月以降に同機を山形工場に搬入し、希望する顧客に実演を披露する。また、10月の「JGAS2013」では一般公開する予定。
  同機の使用は次の通り。
  ■最大紙幅:320ミリ
  ■最大印刷幅:300ミリ
  ■最大印刷長:350ミリ
  ■最大印刷速度:180ショット/分
  ■印刷方式:PS版式ウエットオフセット
  ■原動:単独ACサーボモーター



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