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No.354
平成25年10月号
東京都ラベル印刷協同組合
〒111-0051  東京都台東区蔵前4-16-4
編集:広報・情報システム委員会
TEL(3866)4561 FAX (5821)6443


ラベルニュースNo.354  メニュー

恒例の組合研修旅行を開催
ヤマックス埼玉工場の見学会を実施
最新鋭の設備と環境対策
社史資料室はシール印刷の歴史が

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   組合恒例の研修旅行は、9月28日(土)、29日(日)の二日間にわたって開催され、組合員、協賛会員が参加しました。
28日には、組合員のヤマックス埼玉工場の見学会が行われ、最新鋭の設備や管理体制に参加者一同目を見張りました。






  一行は9時半に上野駅前をバスで出発、10時半にヤマックス埼玉工場に到着しましたが、正面玄関前では、社員や幹部の方々が出迎えてくれる歓迎ぶりに一同は恐縮しました。
  初めに会議室において、挨拶が行われ、中村松雄部長の歓迎の挨拶があり、住吉工場長から工場の概略説明と注意点があり、続いて組合の清宮常務理事より、今回の工場見学に至った経緯について説明がありました。
  一行は用意されたクリーン服とキャップを着用した後、三班に分かれて工場を見学、最新鋭のスクリーン印刷機やシール印刷機、各種製版機、カメラ付印刷機の実演、カメラ位置合わせ抜きのデモ印刷等々を見学しましたが、その規模と工場内の環境への配慮にただただ驚くばかりでした。
  「早いもので数年で新しい機会に更新する。基本的に同じ機械を二台購入するという」説明には二度びっくり、その圧倒的な設備に感心することしきりでした。
  また、一行を驚かせたのは、今年作られた社史資料室でした。これは山下社長の自宅改装の際に物置から創業当時の貴重な資料が見つかったために、「過去は歴史を作る歴史は未来を創造する」ということから、一人でも多くの人に見てほしいと、社史資料室として創設されたものです。
  展示室は創業者山下實氏の生立ちから山下マーク製作所創業前夜まで、創業期(昭和20年〜26年)、基盤づくり(昭和27年〜35年)、近代化への取組み(昭和36年〜43年)、中堅企業への道(昭和44年〜60年)、計画経営への前進(昭和60年〜現在)、故山下相談役を偲ぶ、ヤマックス歴史年表という構成になっていました。
  とくに初めての受注品である当時のナイトクラブのクローク手荷物預かりの、ひも付き札も保存状態がよく残っており、展示されているものすべてが、ヤマックスの宝というよりも、まさにシール印刷業界の歴史そのものという印象でした。
  工場見学終了後は、質疑応答の時間が持たれ、市川統括顧問より挨拶の後、平山理事長より「今回こんな立派な工場を見学させていただく機会を与えて頂きありがとうございました」と、お礼の挨拶があり、中村部長にお礼として記念品を贈呈、見学会を終了しました。

     一行は食事の後、再び見送りを受けてバスで次の目的地である福島県の「スパリゾートハワイアンズ」に向け出発し、午後3時半に到着しました。
  午後6時からは懇親会が開かれ、参加者一同は美味しい料理とお酒で、大いに盛り上がり、懇親会終了後は、有名なフラダンスショーを見学する人、二次会で羽目を外す人など様々で、日ごろのストレスを発散、英気を養ったようです。
  翌日はゴルフ組は「バイロンネルソンゴルフクラブ」において第101回ラベル会が行われ、新タック化成の大西史浩さんが見事初優勝しました。
  また、観光組は、アクアマリンふくしま、いわき・らら・ミュウ、塩屋崎灯台などを巡りましたが、途中先の震災による津波で流された後を見学し、改めて津波の怖さ、悲惨さを実感しました。
  ラベル会の主な結果は次の通り。
  優勝:大西史浩(新タック化成)47、44/2位:本間敏道(組合専務理事)53、51/3位:森下敏之(森下製版)47、42/ベスグロ:恩田博(恩田製作所) 39、43



日本印刷産業連合会主催
九月印刷の月記念式典を開催
弓納持昇氏と野尻公義氏が表彰を

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9月印刷の月記念式典風景


表彰された弓納持、野尻の両氏

  日本印刷産業連合会(足立直樹会長)主催の「2013年印刷の月」記念式典が、9月18日に千代田区のホテルニューオータニにて開催祖され、連合会表彰では印刷功労賞として弓納持昇前理事長が、印刷振興賞として野尻公義前副理事長がそれぞれ表彰されました。
  挨拶に立った足立会長は「連合会は1985年の設立から29年目を迎え、今年1月に一般社団法人として衣替えをしました。印刷業界にはまだ回復基調が表れていないが、東京オリンピック開催など明るい話題もあり、印刷の文化と社会的役割を共有していきたい」と参加者に呼びかけました。
  来賓祝辞、印刷の月アピールに続いて、恒例の連合会表彰が行われ、印刷功労賞として12名が、また、印刷振興賞として17名が表彰され、特別賞として7月にドイツで開催された、第42回技能五輪国際大会の印刷部門で敢闘賞を受賞したトッパンコミュニケーションプロダクツの谷本まりのさんに特別賞が贈られました。
  さらに第十二回印刷産業環境優良工場表彰、公募ポスターの表彰が行われました。

弓納持昇氏の推薦理由
  平成七年にラベル組合の理事に就任以来、持ち前の行動力で常に組合運営の先頭に立ち、常務理事、理事長を歴任。理事長に就任してからは持論の連合会の改革に取り組んだ功績は計り知れず、今日の連合会の基礎を築いた。また、東日本大震災を契機に印刷業界初の地方協組間と緊急時相互委託生産協定を結んだ功績は非常に大きい。
野尻公義氏の推薦理由
  副理事長として組合運営にその能力をいかんなく発揮、若手組合員の信頼も厚い。また、連合会活動では環境問題にも積極的に取組み、GP認定工場を平成21年3月に取得するなど、傘下組合員に環境問題に対する意識を率先して啓発している。



本社事務所を移転
リンテックコマース

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  リンテックコマース(岡本信夫社長)は、9月24日から、本社事務所を左記に移転した。
  新住所は次の通り。
  〒116-0036 台東区松が谷1−3−5 JPR上野イーストビル6F
  銀座線「稲荷町駅」徒歩4分/つくばエクスプレス・大江戸線「新御徒町駅」徒歩9分
  ■コンシュマー営業部/業務課:TEL 03-6231-6125/FAX 03-6231-6185
  ■営業企画グループ:TEL 03-6231-6178/FAX 03-6231-6185
  ■印刷材営業部:TEL 03-6231-6807/FAX 03-6231-6857
  ■印刷材営業部:注文専用フリーダイヤル FAX 0120-593-966
  ■管理部:TEL 03-6231-6126/FAX 03-3843-7322



第15回ラベル関連ミニ機材展
16社が最新鋭機材を出展
ラベルコンテスト作品も

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  いまや業界の恒例行事となった「第15回ラベル関連ミニ機材展」は、今年も11月16日(土)に、台東区柳橋の東商センター展示場で開催されます。
  今回は10月1日現在で16社が出展申し込みをしており、最新鋭機材が展示されると期待されています。
  また、先に開催された第23回シール・ラベルコンテストの入賞作品も展示する予定で、午後1時半からは、出展各社(希望者のみ)によるプレゼンテーションも予定されており、多くの来場者が見込まれています。
  出展者と主な出展品目は次の通り。

サンワコーケン
コンパクトカッター「PT−220β−CV」
ヒューテック
シール・ラベル検査装置のパネル展示
光文堂東京支社
ダイレクトインクジェットUV−LEDプリンター「KBD TEXTUR 3D HS」
デジタルラベル印刷機「KBD Xeikonシリーズ」、シール・ラベル用全自動検査装置
丸伸製作所
Siシリコン刃、NSストリング フローテープ、クラッチテープ。ミールダイ
三條機械製作所
間欠輪転機のカタログ、パネル展示
フナミズ刃型製版
エコマグ、ゼンマイ刃、フレキシブルダイ、製版他
サンケイビジネス
シール印刷用見積もりソフト
日本ウエスト
RPF(廃棄物の固形燃料化)の推進と提案
エプソン販売
エプソンデジタルラベル印刷機、Sure Press 「L−4033A」の効率的なデジタルワークフローの紹介
久保井インキ
シール・ラベル用UVインキ、特殊インキ、レタープレス用感光性樹脂版
創風システム
見積もり支援システム、業務支援システム
ソルテック工業
画像検査機
ミヤコシ
MKD−13ラベルプリンターレーザーカット、MTL−10ラベル凸版輪転機、MLP−13オフセットラベル輪転機(カタログ、サンプル)
塚谷刃物製作所
ピナクルダイ、簡易抜き機、抜きサンプル
村田金箔
デジタルUVシルク印刷機、製版、(印刷、乾燥まで一台の機械でできる)
内田マシナリー商会
「スルーリー」原紙の両端にシリコーンを塗布する装置、静止画像装置、デジタルラベル印刷機(カタログ展示)



No.117 健康がいちばん!
歯科インプラント治療とは?
多くのメリットとデメリットも

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■歯科インラントとは
  歯科インプラントとは、歯のない場所に人口的な歯の根っこ(人口歯根)を埋め込み、その上に独立した1本の人工の歯を作製して噛み合わせを回復する治療法です。
  人口歯根には強度、耐腐食性、加工性いずれも非常に優れた金属・チタンを用います。
  チタンは人体に拒否反応を起こすことなく骨とチタンが半永久的に結合するということが証明されており、この現象は「オッセオインテグレーション」と名付けられています。
  1950年代から欧米先進国の大学病院が積極的にこのインプラント治療を研究し、取り入れ、わが国でもここ十年ほど前からインプラント治療が普及し、ここ2〜3年は目覚しいほどに認知されてきています。
  インプラント治療を行うと、固定式であるためガタついたりせず、自分の歯のように噛めるようになります。
  またブリッジや部分入れ歯と違い、独立した1本の歯であるため、他の歯に負担をかけることなく、再生不可能な永久歯に近い状態が手に入ります。そのため「第三の歯」と表現する人もいます。
■インプラントの効果
  
■デメリットは
  インプラント治療には多くのメリットがありますが、決してインプラント治療が絶対ではありません。
  そしてインプラント治療は誰にでも可能なものでもありません。
  インプラント治療のデメリットとしては
  (1)コストが高い
  (2)外科手術にともなうリスク
  (3)治療後のメンテナンスが必要
  (4)治療前に試着・試用ができない。
  (5)インプラント治療ができる歯科医院が少ない

どこの歯科医院や病院でインプラント治療を行っているか、どんな歯科医を選べば安心かについてはサイト内でご紹介しておりますので、そちらを参考にして下さい。

[参考資料]
http://ip.auction2525.com/



なるほど・ざ・新製品 第124回「リンテック」
ラベル用粘着フィルム「VENTI-LABEL」
アウトガスを透過する新たな製品設計
各種プラスチック成型品に最適

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  リンテック・印刷・情報材部門(文京区後楽2−1−2 TEL:03-3868-7734)では、プラスチック成形品から発生するアウトガスによるラベルの浮きや膨れの課題をクリアした粘着フィルムを開発。
  「VENTI-LABEL(ベンチラベル)」として、8月1日から全国販売を開始しています。
  一般的なフィルムベースのラベルをプラスチック成形品に貼ると、時間の経過とともにプラスチックから発生するアウトガスにより、浮きや膨れが生じることがあります。従来は、ラベルの裏側に紙ベースのラベル素材をもう一枚貼り合わせて、浮きや膨れを目立たなくする方法や、事前にプラスチック成形品に熱処理を施し、ガスを放出させる方法、比較的通気性のある合成紙ベースのラベル素材を用いる方法などが採用されてきました。しかし、これらの方法は手間がかかることやラベル表面にラミネート加工ができないといったデメリットがありました。
  今回発売するのはベースフィルムと粘着剤にガス透過性を持たせることで、フィルムの意匠性を保ちつつ、アウトガスの課題をクリアした新設計のラベル素材です。ラベル表面からだけではなく、側面からもガスを透過するため、印刷面にラミネート加工を施すことが可能です。
  もちろん、印刷・印字適性や耐久性にも優れ、アダプター、充電器、メモリーカードなどの銘板・表示用ラベル、化粧品、日用品をはじめとする各種商品の表示用ラベルなど、幅広い用途にお使いいただけます。

  特徴としては、

製品仕様は次の通り。
表面基材目:特殊ポリプロピレン系フィルム
粘着剤:特殊アクリル系粘着剤
剥離紙:青色グラシン系
材質表示:>PP<



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